熱い内に打っちゃだめなこと
「価値観が違う」と感じる瞬間というのは、仕事でも家族でも友達でも不意に起こり得る。
この問題を相互の価値の理解で乗り越えるというのは可能だと思うが、難しい話だ。
何故なら「価値観が違う」と感じる瞬間というのは、飛び出し注意の看板の如く、言霊というボールと共に急に飛び出してくるからだ。
そういう時にも冷静にハンドルを切るなりブレーキ踏むなりして対処したいというのが今回の話である。
遠くから徐々にやってきてくれるんだったら、こちらも準備ができるのだが、急に姿を表すとハンドルを切る余裕がなく、アンガーマネジメントの映像教材で予習をしていようが、衝突してしまう。
自分の場合、沸点は低いが冷めるのは早いかなぁ、と感じる。
なんだ、じゃあ冷めるのを待てばいいじゃないか。
「鉄は熱い内に打て」という諺は、機会を誤って使うと大変なことになる。
ヒートアップしている内に言葉で相手を打ってはならない。
ただ「我慢する」って考え方だと後に爆発する印象があるので、やっぱり「待つ」という考え方がいい。
待って頭を冷ます。
口論になりそうな時は、瞬間瞬間で言葉を口に出さない。
これから気をつけるんだぞ、俺。
ただ本当にこれから、その意識だけでよくなるのか。
待とうっていちいち思えるのか。
そんな簡単に変われるわけがない。
もっと小さな一歩、半歩にした方がいい。
待つきっかけを与えてくれるものは何だろう。
さぁ、イメージしよう。
走行中。
車道にボールが転がってきたぞ。
ボールを追いかけて人も出てきた。
さぁ、どうする。
『キィーーーー』
車は道路にブレーキ痕を残しつつ、横転し仰向けになった。
一度空を見上げるようにしようかな。
外じゃなかったとしても、見上げてみよっと。
昨日の高円寺の写真↓
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