シェア
クワバラナカ
2023年7月6日 08:52
角がなく緩やかなカーブを描く、まるでふくらはぎの中に入っていたかのようなオオクワガタと似た平坦の良さを感じるただの石がそこにあった。これは辞職した先輩の机に長く置かれていたもので、いつの間にか手元にあった。深みがあると、時の経過とともに愛着は増加傾向にある。掴んでも掴みきれず、ちょっと掴んだ気になるとたちまち離したくなくなる。インテリアという業界でほぼ10年働いた。自分に