なんでドローンとプログラミング?
前回は、僕がドローンにハマってるという話をした。今回は関連して、いま取り組んでいるコンテンツ事業について語っていきたい。
何をしているかを簡単にいうと、小学生を主な対象として、ドローンを使った、プログラミングに触れることができる機会を提供している。
簡単に言うと、ブロックのカタチに簡素化されたコードを組み合わせ、それをドローンに入力し、用意されたコースのクリアを目指すというコンテンツだ。お題クリア型とレース型を主に企画している。毎度、プログラミングコンテンツとは思えない盛り上がりを見せている。
2020年から、改訂された新学習指導要領が全国の小学校で実施される。
その目玉の一つが、”プログラミング教育”だ。
https://miraino-manabi.jp/(文部科学省公式サイト)
日々、めまぐるしく技術は進歩している。それを支えるSTEM教育はすでにグローバルスタンダードだったが、日本は導入が遅れていた。今後、より国内で需要が増大するIT人材は、現状2030年に約79万人の不足が予想される。今回の学習指導要領の改訂は、これに向けた動きであることは間違いない。
(※小学校では主に①知るコト/②プログラミング要素に触れるコト/③論理的思考を養うコト/ がメインで、プログラミングスキルを身に着けるという事が目的ではないという点は強調されている。)
課題がある。実施を目前にして、親も、そして子供たちに教える先生たちも、自身がその教育を受けたことが無いために何をどうすればいいか混乱している。
さて、ここで皆さまの学生の頃の記憶をたどって欲しい。
わかりにくい、興味があまりわかない授業は、児童生徒に”苦手意識”を植え付けてしまうケースは少なくないと思う。特に、小学生のタイミングでこの苦手意識が芽生えると、その後の可能性を大きく狭めてしまう。これは大きな損失だ。
そういった意味で、この課題はとても深刻だ。
この課題には、様々な企業、団体が取り組んでいる。
プログラミングとのやさしい接点を創ろうと挑んでいる。
僕らはドローンで、この課題に挑んでいる。
その利点は大きく以下だ。
①カンタン
⇒アプリで簡単に操作ができる。
②ダイナミック
⇒空中を立体的に動きまわるドローンは、それだけで楽しい。
③エキサイト
⇒ゲーム要素も強く、レースは手に汗握る盛り上がりを見せる。
「プログラミング/ドローンは楽しい!」
「プログラミング/ドローンは難しいものじゃない!」
そういった感想を貰えるように努力している。
先述の通り、多くの事業者が取り組んでいるが
僕はこのコンテンツを
「九州イチ、手に汗握り楽しめるエントリーポイント」にしていきたい。
次世代を一緒に楽しむ、未来のかわいい仲間たち、
今はかわいい後輩たちの可能性を最大化できれば、
うれしい限りだ。