蛍光灯は2027年で終了します
今年7月から発行された新紙幣は手にしましたか?
キャッシュレス時代になるとなかなか現金に触れなくなっているので、私もまだ1000円札だけしかお目にかかっていません。
新紙幣の発行によって何か良いことがあるのかは私には良く分かりませんが、少なくとも、自動販売機や券売機などではまだまだ使えない所があるので不便しています。
おそらく、新紙幣対応の危機に買い替えるのも安くない費用が掛かるのでしょうね。
そう言えば、傾向とももうすぐ終わります。
■照明器具の今
1 すでに照明器具はLEDのみになっている
現在、
販売されている照明器具はLED(発光ダイオード)のみとなっています。
照明器具のカタログを見ても、LED以外は掲載されていません。
もしかしたら、
一部の販売店にはLED以外の照明器具も販売されているかもしれませんが、すでに製造は終了していますので、在庫がある限りだと思います。
2 蛍光ランプもいよいよ製造終了
器具だけではなく、ランプについても、
2027年に蛍光ランプの製造が終了することになりました。
そうなると、それ以降は全てLEDを設置することなります。
蛍光ランプの代替にLEDランプを取り付けることも出来ますが、照明器具本体が元々LED対応品として製造されていませんので、なるべく照明器具本体も交換することが望ましいです。
少なくとも、設置から20年以上経過しているような照明器具は耐用年数のことも考えると、交換が望ましいです。
3 LEDは省エネだが交換にはコストもCO2も発生する
LED自体は省エネルギーで発光するかもしれませんが、
照明器具を大量に交換するのは費用が掛かりますし、
処分する際にゴミになりますので、CO2を発生させます。
太陽光パネルでもそうですが、一気に設置を押し進めると、処分される廃材も一気に増加しますので、それこそ±0くらいになってしまうかもしれません。
■LEDの特徴
1 寿命が長い
現在販売されているLEDは寿命が40,000時間と言う表記が多く見られます。
単純計算で、1日8時間点灯させたとして、5,000日ですので、10年以上になります。
そうなると、ランプが切れたとしても、ランプ交換というよりも本体交換の時期に達していると考えられますので、基本的には、切れたら本体交換ということになると思います。
2 熱くならない
LEDは蛍光灯や白熱灯のように発行時に熱をほとんど発生させませんので、長時間転倒していても熱いと感じません。
そうなると、照明の点灯で室内で熱を発生させないということでも省エネにつながるとも考えられます。
3 値段はお高い
蛍光灯などより耐用年数が長いということもあって、価格自体はかなり上がります。
照明器具ってこのくらいの値段だったよね、
という考えを大きく覆してくれるくらいの金額差はあると思います。ので
■最後までお読みいただきありがとうございます
新しい基準が創設されると、
恩恵もあるでしょうが、少なからずダメージも受けるので手放しでは喜べませんね。