【浪人】決して無駄な経験はない!
いつぶりの記事でしょうか。あれだけ定期的に書くと決めていたのに、怠けてました。反省します。
さて、今回は、浪人について書いていきます。
読者の中に、浪人経験をした方はいるでしょうか。大学受験失敗や就職浪人など、浪人にも幅がありますね。
私は、大学受験の時に1年間浪人をしていました。周りのみんなは現役でバンバン良い大学(そもそもここの定義すら不透明)に受かり、私は全落ち。同じ人間なのに、ここまで差が出るのかと落胆したりもしました。しかし、浪人しなければ得られないであろう経験もできたので、今ではいい思い出です(笑)
まず、現役受験の話をしましょう。
私は、私立高校に通っており、入試の成績がよかったため1年生時は特進クラスに入っていました。しかし、所属していた硬式野球部のスケジュールが非常にハードで、とても勉強に追いつけないと感じ、2年生からクラスを下げました。その後、3年生の夏まではひたすら部活に打ち込んでおり、ほとんど勉強していないと言っても過言ではない生活をしていました。(よく卒業できたなと思います)
野球部引退後、受験のため勉強を開始しましたが、冬になっても思ったように成績は伸びず、1月のセンター前の時点で
「ヤバい、どこも受からない気がする」
と嫌な予感しました。最悪なことに見事に的中。どこにも受からず高校を卒業。その後、1年間の浪人生活が始まりました。
1年間、毎日9時から21時まで予備校で缶詰め状態になり、結果見事現在通っている大学に合格しました。(浪人中の細かな過ごし方は割愛します)
1年間勉強の末合格できたので、めでたしめでたし。と言いたいところですが、なぜ合格できたのだろうと、振り返ってみました。
現役時は東進。浪人時は四谷学院に通っていました。
正直、どちらの予備校が良いのかは人によって異なりますが、私は後者の勉強スタイルが合っていたのかな、と思いました。
現役の時は、受験まで半年しかなかったため、何としてでも間に合わせないといけない。そのため、受験のテクニックなどに頼り、基礎を蔑ろにしていました。基本中の基本かもしれませんが、リミットが近いだけに焦りが生まれ、土台作りを軽んじていました。
野球でも同じだと思います。素振りや筋トレ、バッティング練習なしで、いきなり試合でホームラン打てなど言われても不可能に近いです。
勉強も同じです。英語なら単語、文法などが出来ていないのに長文読め、英作文書けと言われても、ぐちゃぐちゃになるだけ。数学でも、公式の原理(定理?定義?)が分かっていないのに、小手先のテクニックに頼っても、意味が分からないから使いどころ、応用が分からない。土台があってこそ成り立つものです。
1年間浪人したからこそ、基礎の重要性に気づかされました。
一見遠回だと感じるかもしれませんが、「遠回りが一番の近道」。まさにこれを痛感した1年間の経験でした。
読者の方の中には、今やっていることに関して「これって無駄じゃないか」「意味ないからやりたくない」と思うことがあるかもしれません。
しかし、どんな経験にもいい気づきもあれば、今後こうしないようにしようという教訓にも繋がるかもしれません。よって、どんな経験も決して無駄にはならないと、私は思います。
今は辛い環境にいる方も、この記事から少しでも前を向いて歩んでくれると、私としても嬉しいです。
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