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弱虫ペダル Presents 松伏シクロクロス24【MM50】(2024-12-1)

昨年は右脚のケガのため、観戦、応援で終わった松伏シクロクロス 。

といっても全く走らなかった訳ではなく、試走だけは走ったんですが、里山展望台への激登りに、とても完走できる気がしなかったので、DNSとなりました。

昨年走った限りでは、芝のハイスピードコースという印象しかなかったんですが、今年は昨年とは全く異なるコンディション。

昨年はなくていいのかと思っていたシケインが、メイン広場に入った所に設けられ、その前後がわざわざ水でも撒いたんじゃないかというくらい、局地的にマッドコンディションとなって耕されています。

シケインで減速させられ、その後も泥で加速できないため、トイレフライオーバーの登りがより一層辛くなるという嬉しい?レイアウト。

さらに里山展望台への2回目の登りを上り切った、最もキツイところでコースが右に曲がり、わざわざピンポイントで、そこだけが泥になっているという、ここも楽しいポイント。

とにかく参加者に楽しんで(苦しんで)もらおうという気配りが、コースの端々から感じられます。

今回MM50のレースは、100名近いエントリーで、ほぼ中段からのスタートになったので、とにかく接触、落車等に巻き込まれないよう慎重にスタートしました。

最初から登りで踏んでいっても、絶対最後までもつ訳がないので、後ろからどんどん抜かれても、ひたすら我慢してペダルをくるくる回し続けます。

1周のうちに最低でも2回は、里山展望台に登らされることを考え、今回はシングルスピードのSvecluck MUDMANではなく、One by ESUのJFF#807Zで出走。

レースで使うのは初めてでしたが、近場でのグラベルライドにも積極的に使用するようにして、だいぶ車体の取り回しにも慣れてきていたので、下りでもビビらず、積極的に突っ込んで行くことができました。

ギアが付いたところで、結局、上りもクソ遅かったんですが、登っている最中にコース脇から「そのカラーリングイイね!」と、遅くても色だけはイイねをもらえました。

そんな里山展望台への上りですが、ギャラリーも多く、死にそうになりながら登っていると、小さい子から「頑張ってー」という声援。

本当は呼吸することさえも辛かったんですが、なんとか「アリガトー」とだけ声を絞り出して声援に応え、元気をもらって登りきります。

前回来た時には気がつかなかったんですが、里山展望台からは富士山がキレイに見えました。もちろんレース中に見ている余裕はありませんでしたが…

里山展望台からの下りは唯一の休憩場所としてペダルを止めている時間も長かったんですが、なるべくスピードを殺さないようなライン取りを心掛けました。

ただスピードを維持しつつも、フロントタイヤをもっていかれてコケることだけはないよう注意しました。それでも何回かズリッといきかけましたが、なんとか持ち堪えました。

里山展望台から一回下った後の登り。こちらは斜面に対して直登させられます。斜度がよくわかる写真。

photo nanashi

直登の後の「なぜかそこだけ」泥区間の右コーナー。

登るために強く踏み込むとタイヤが空転してしまうので、いかに抜重してグリップさせつつ登るかがポイント。斜度が緩くなるよう、クリップを奥にとって、なるべく大回りでクリアしていきました。

もはや歩いて止まっているようにしか見えませんが、これでも全力でシケインをクリアしています。

「それでも全力?」と思われている気がして、ギャラリーの視線が痛い。

シケイン後の泥地獄は、ゆっくり大切に味わいます。でも最後はだいぶ乾いてきてました。

「のぼらないでね!!」って書いてあるんだからのぼらなければいいのに、何が楽しいんだか、下を向いて苦しみながらトイレフライオーバーを登っていきます。

里山展望台の直登のところで、すでに先頭にラップされていたので、1周少ないんですがもう最終周とはわかっていたので、後ろから来ていた選手になんとか抜かれまいと踏んでいきます。

さらに代わって別の選手も後ろから迫ってきています。

とにかくもう最後ということで、下を向いて前も見ないで全力で踏んでいきます。

なんとか最後まで抜かれず、そのままの位置でゴールすることができました。

トップから遅れすぎて間に合わないこともあるマスター恒例の集合写真にも、先頭にラップされたおかげで、遅れることなく無事入ることができました。

レース後は、会場であるまつぶし緑の丘公園からクルマで10分ほどのところにあるラーメンショップ椿松伏店へ。

食券を先に購入し、番号札をもらって順番を待つスタイル。13時過ぎに店着し、30分ほど待って入店。

ラーメンショップといえばネギチャーシューということで、

ネギチャーシューメン(並)と

味噌つけ麺をいただきました。

初めて食べたラーショは、小金井にあるラーメンショップ椿(現つばき食堂)で、かれこれ30年以上前になります。

松伏店自体は初めてでしたが、久しぶりにラーショのネギチャーを食べて、懐かしいラーショの味に感動しました。

開催日:2024年12月1日
開催場所:埼玉県北葛飾郡松伏町大字大川戸2606-1
気温:17.0℃
リザルト: MM50 74位 / 73%
路面状況: ドライ、マッド(土8、芝2)
使用機材:One by ESU JFF#807Z
ギア:(F)40T (R)11-34T
タイヤ:(F) IRC SERAC CX TLR/ 1.60bar (R) IRC SERAC CX TLR/1.80bar
LAP TIME:1周目 9:32 2周目 9:52 3周目 9:59

#自転車 #シクロクロス #レースレポート #シングルスピード

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