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映画『永遠の0』を通して考えた日本と春馬くんのこと
踊ることと春馬くんのこと
午前中にあったジャズダンスのレッスンを終えて午後からあるフリースタイルのストリートダンスをサボって枚方に向かいました。
こう書くとまるで年齢不詳ですが私は決して若くはないです。あちこち故障だらけのカラダで続けているダンスは飽き性の自分が何十年も続けていて何回もやめたくなってもやめられなかったものです。
だからダンスすることはもう自分の芯なんだろうと最近どこか諦観しました。
結局簡単に言えば好きなのでしょう。踊ることが。
こうやって春馬くんのことを書いていることと同じくらいに。
踊ることと春馬くんのことがわたしの人生で大切ということなんだろうと思います。
そんなわけで話しを戻しますが、舞台のリハーサルが始まるこの時期にレッスンをサボってでもやりたいことは春馬くんのことしかないのです。
ユナイテッドシネマ枚方がクローズすること
枚方に向かったのは、まもなくクローズしてしまうユナイテッドシネマ枚方という映画館のサヨナラ興行のなかに、「永遠の0」があることを春友さんのブログで知りました。まさに前日でした。
18年営業を続けてこられたこの映画館は最後にこの映画館セレクトでお客様にさまざまな作品をプレゼンしておられました。
そのなかのひとつが「永遠の0」でした。
枚方市が岡田准一さんの出身だからということだそうです。
なんでいま「永遠の0」なのか
でも「永遠の0」だなんてすごいです。
なかなかドリパスにもあがらないこの作品は、世界各地で戦争が続いて日本にも原油高ということで影響を与える軍拡路線に進みかけているようにも見える日本にも大事な作品であると思います。
政治のことに触れたことなんてほとんどないですが、移民のことや政治のことや少子化のことや税金のことなど、占いなんて突然言ったら軽く聞こえるかもしれませんが、それこそ風の時代に変わったと言われるいまは、隠してあったことが表に現れるらしいです。
確かに音を立てて今まで日本では、きっと変わらないと思われていたようなことが変わってきつつあることを感じます。
春馬くんの「国力」発言
それはあの2020年にツイートした春馬くんの
「国力」という言葉にどこかつながっているように思うのです。
好感度の高い、いろんな会社のCMに出たり、民放局ドラマにもでる俳優やタレントは、色がつくのを嫌われるといいます。
日本では民間人でさえ、戦争や政治を語ることは、あの映画「永遠の0」の中で健太郎が友達とのコンパの席でやってしまった特攻の話しのようにその場から浮いてしまうことです。
でもそうやって場が浮くから、変人扱いされるからと政治や世の中のことに興味がない、わからないと言い続けているあいだに日本はどんどん悪くなっていってしまった気がします。
経済的にも人の気持ちに寄り添うことにも。
5年も前のあのときに春馬くんがツイートで「国力」発言を発信したのは、そんな世間の空気を敏感に感じていたのだと思います。
今の世の中になにが起きているのか見ようとすることは、過去になにがあったかを知ろうとすることにもつながる。
そしてなにか間違ったことをしてしまったひとをただ糾弾するのではなくて、なにが間違っていたのかを知ろうとすることだ。
それでも人は過ちをおかしてしまうものだから、やり直せないんじゃない責めるだけでもなく、みんなで一緒にやりなおしていこうって、それを日本人みんなが一緒に考えていこう。
そんな気持ちからだったんじゃないかなって。
「永遠の0」の主人公の宮部久蔵は岡田准一さんだったけれど、その宮部の人生になにがあったのか。
宮部がなにをして、どう生きていきたいと願っていたのかを、春馬くんの役どころの健太郎が丁寧に政治も戦争にも興味がなかった今の私たちと同じ立場でストーリーテラーとして、そのときに生きていた人たち、戦争当時の日本。そして今の現代の日本の橋渡しをする大事な役どころだったと思います。
映画「永遠の0」は2013年当時の映画館で私は観ています。それからも家にDVDはあって見ましたが、スクリーンであらためて観る事で春馬くんがした健太郎の役を通して、12年経った今の日本を考えなおさなければいけないんじゃないのかと思いました。
春馬くんは、あの映画から学んだたくさんのことから、日本のために散っていったたくさんの日本人の魂に祈りを伝えるために毎年靖国神社に参拝を続けていたのだと思います。
そんな春馬くんだからあの「国力」発言が出てきたのだと思うのです。
人は間違えるけど、やりなおしていこう。
みんなが住みやすい優しい世界にしていきたいと願っていたのだと思います。
あの国力発言の後、批判された春馬くんはツイートをさげなかったとききます。強い人、強い願いだったと思います。
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