7.上手く手放せない時は、他人の思考を借りてみよう!
◆ 手放し方はいろいろ、手放せるものもいろいろ
「必要ないものは手放しましょう」とお伝えすると、たいてい最初はみんな戸惑います。
何を手放したらいいんだろう...
どうやって手放したらいいんだろう...
手放せるものなんてあるのかな...
なんて思うわけです。
安心してください🌱
思っている以上にいろんなものが手放せます。
先に、実際にあった事例からご紹介します。
先日、ある知り合いから「家を見てほしい」とご相談をいただく機会がありました。
私は普段から直感的な行動が多く、思ったことをきちんと伝える性格なので、それを期待されてのご連絡でした。
その方としてはお部屋に違和感があったそうで、伺うなり「何か気になることはありませんか?」と尋ねられました。当初はお部屋のエネルギーを気にされているようでした。
私はそういう分野には詳しくないのですが、一つだけすぐに気付いたことがありました。
「...お部屋が汚れてますね」
他人はすぐに気づくことでも、普段そこで生活している本人は意外と気付きません。
壁の汚れや書類の散らかりなど、生活に溶け込んでいるものは意識しないと気にならないもの
です。
私からいくつか気になったことをお伝えして、お部屋は一時間ほどで綺麗になりました。
お部屋が片付いたことで違和感もなくなったのか、ご相談もスッキリ解決しました。
何を手放せばいいか、何から手放せばいいか、最初は自分ではわからないものです。
生活習慣や思考のクセは無意識のうちに働いていて、自分ではそれが当たり前になっているからです。
そういう時は、人に見てもらったり人の考え方を真似したりするとうまくいきます。
私も他人の思考を借りることで手放せるようになったものがたくさんありました。
最初は、明らかに使っていないものや使わなくなったものを捨てるところからです。ゴミを捨てるのは簡単ですし、紙類や衣類も割と捨てやすいものだと思います。
難しいのは、人からもらった贈り物や記念の品です。明らかに使ってないのに「あの人に悪い」「もったいない」と思うとつい手元に残してしまいます。モノは遠慮や未練で手元に置いておくより、世の中に還元・循環させた方がいいので、役割を終えたのであれば手放す方がいいです。
プレゼントはもらった時点で役割を果たしてますし、未練を手放すことはより巡り合わせにつながります。自分で買ったもの、もらったプレゼントに関係なく、自分が幸せに感じるものを手元に置いておきましょう❤️
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