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体内酵素の枯渇は❸
前回の酵素の話、
主に消化酵素の話を書きましたが、つまり
咀嚼によって酵素の負担が軽減されるわけです。
どれだけ噛むか、これで消化酵素の負担が減ります
以前、酵素は有限と書きました
その酵素を温存するには、無駄に使わないようにするには
「よく噛む」ということです。
お年寄りが脂っこいものや肉類が食べられなくなるとか、
食が細くなって・・・という話は、
酵素が枯渇していき、食べたものを消化できないから
身体は受け付けなくなっている。という判断で間違いない
と思います。
ただ、昭和前期のお年寄りが、高齢になっても色々な物を
食べられるのは、幼少期に食べ物が乏しい時期を過ごして
生きてきたからと考えます。
贅沢に食べることができませんでした
それで体内酵素が枯渇しておらず、消化器官も健康だからです。
現代の飽食の時代にやりたい放題の人は、歳をとってから
食べることができません
さらに添加物など悪い物質を同時に摂取し体がついて来れず
それだけならまだマシで
代謝酵素などあらゆる酵素が枯渇してしまい、生命を早くに
終えてしまう結果となります。
つまり食べ過ぎ、やりっ放しは、短命に直結という事です。