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餓狼新作の情報で思ったことを色々と
あと二ヶ月後に発売が迫った、餓狼伝説新作の情報が続々と出てきていますね。つい先程、バトルシステムについての動画が公開されていました。
「避け攻撃」というワードが懐かし過ぎてグッときてしまいました(笑)。
ジャストディフェンスやS・P・Gセレクトなど、前作にあたるMOWを踏襲しているシステムはしっかり続編であることを伺わせてくれます。
あと必殺技を連続して繋げていくREVアクセルというのが出ていましたが、モーションが自然に見えたのが流石、SNKだなと感じました。動画内ではロックが真空投げの派生から突進技に繋げていましたが、ツギハギな動きではなくそういう新技、と言ってもよさそうな動きをしていました。
あと、スト6のモダンにあたる簡易操作モードもあるようで、やはり今後の格闘ゲームのスタンダードになっていくんだろうな~という感じがしています。私は最古参格ゲーマーなのでそちらの操作にはあまり関心がないのですが(というか、かえって難しいことをモダンで実感)、これによってプレイヤーが増えることの恩恵は間違いなくあるので、ありがたく思っています。
歴史あるタイトルの、キャラの深み
テリーの旧コスチュームも発表されました。が、これはDLCなどにせず標準で選べるようにするべきじゃないかな~とか思ったり。あくまでも「餓狼2」ということでジャンパーの袖が破れているのがミソですが、昔ゲーメストで連載していた漫画では戦いの最中で破れた、ってことになっていましたね。
繰り返しになりますが、私は長年格闘ゲームの歴史を見てきたので単発のゲームで終わった作品も数限りなく見てきました。当然、そういうゲームのキャラはそれっきりで、プレイヤーの記憶からも消えていきます。ただ、久しぶりに見ると「いたなぁ、こんなの」って感じで思い出す事はありますが。そんなキャラは、それ以上の印象も残せないわけですがテリーレベルになるとこの帽子スタイル、帽子のないMOWスタイルと2パターンのルックスがありどちらもプレイヤーの記憶に色濃く残ります。人によって「俺はこっち派」というのも出てきます。
そんな選択肢が生まれるというのも、長い時間をかけて出演作を重ねてきたキャラクターの「厚み」だと思うんですね。
過去作のコスチュームが一つのコンテンツになっているテリーを見て、
「やっぱり凄いキャラだなぁ」
との思いをあらたにしました。
ちなみにスト6のベガ、私は新しい浮浪者スタイルのほうが圧倒的に好きです。が、対戦相手として当たる時は馴染みの軍服コスが多い印象です。ベガもコスチュームの人気が二分しているようですね。
なんだその眼鏡は!?
先にケンと春麗が参戦することはアナウンスされていましたが、この度一年目の追加キャラが告知されましたね。
いや~、まさか主人公三人組だったのに別売りになってしまったかアンディとジョー…とか思いましたがそもそも前作では出番すらなかったんですよね。しかし、歳取らないのかキミ達は。…まさか、あくまでゲスト参戦的ポジションでパラレル時空設定だったり…?いやいやこれは餓狼だぞ、れっきとした餓狼キャラがそれはおかしいだろ、などなど色々思考が巡りましたね。何よりジョーの眼鏡が笑える。あからさまなツッコミ待ちに見えるのですが、このメガネの謎はゲームをやれば解き明かされるのでしょうか。
特に自分の使用キャラだった印象はないのですが、ジョー東というキャラは昔からよく、ネタにされてきたイメージがあります。
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「ジョーが真ん中かよ」と、これ以降ずっと言われている1作目のイラストです。おそらくは日本人を真ん中に…という意図があったのだと思いますが、これだけでシュールなのがなんとも、美味しいキャラだとも思います。
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そしてKOFにおける、この挑発。
ある意味捨て身のギャグですが、これの笑えるポイントはボイスが
「オラオラァ!」
なところなんですね。どう考えても仕草と台詞が合っていません。ついでに、CVが檜山修之さんなので声は文句なしにカッコ良いのがまた。
これ、角度を変えると映せないものが見えてしまっている気がします。この頃は背景に待機キャラがいましたが、ここに女性キャラがいた場合確実にチームの空気は淀んだものになっていたのではないでしょうか。
こんな歴史(どんな歴史?)を辿ってきた、嵐を呼ぶ男ジョー東が新作でどんな笑いを提供してくれるのか、今から楽しみなところです(芸人ではない)。
オープンベータテストも発表されましたね。
EVO2025の種目にも入っていますし、このゲームもストリートファイターと双肩を成すタイトルなので、是非盛り上がって欲しいところです。
私ももちろん、これは買います!
このゲームについて綴ってきた過去の記事です。
発売前なのであまり数はありませんね。
これから増えていくと思いますが。