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結束バンドの実力にひれ伏してきました

映画館で期間限定上映中の、「結束バンドLIVEー恒星ー」を観てきました。

ギリギリでの駆け込み鑑賞でした

私自身の「ぼざろ」好き度合いはTVアニメを鑑賞している程度ですが、結束バンドの曲はよく聴いています。看板曲、「ギターと孤独と蒼い惑星」はお気に入りですね。

アニメの感想も書いています。

「音楽アニメ」の到達点

思えば80年代のマクロスから、アニメの中で歌が重要な位置を占める音楽アニメは色々とあります。ぼざろは令和のけいおんと呼ばれたりしますが、とにかく楽曲のレベルが高く、昨年秋の覇権アニメになりましたね。
女子高生バンドとしてのリアリティを持ちつつ、ギターの腕前が飛び抜けている主人公ぼっちちゃんのキャラを反映したサウンドは聴きごたえがあります。今回観て来たライブも、その曲達が大迫力で包んでくる空間でした。

アニメでは5話、8話、12話でそれぞれライブシーンがありますが単純な挿入歌ではなく曲の内容が場面とリンクするような選曲がされており、それがぼっちちゃんの、またバンドの成長も表している点が感動的です。そんな物語のある曲たちを生演奏で楽しめる…音楽をテーマにしたアニメが、携わった方達の実力と熱意で現実とリンクする、紛れもないアニメの「進化形」ですね。

会場は昨年行った事もあるZEPP羽田です。
映像で観ると実際より広く見えますね

長谷川育美は、何者?

結束バンドの声優陣4人が出演しますが、メインはやはりボーカルの喜多ちゃん役・長谷川育美さんです。近年歌って踊れる声優も多い訳ですが、長谷川さんもまた、凄い。力強いバンドの演奏に全く負けないパワフルな歌と動き。生粋のボーカリストにしか見えないパフォーマンスを見せてくれました。このライブの数か月前に初めてソロ歌唱する機会があったそうですが、それが信じられないほど場慣れしている雰囲気を持っていました。これでも本業はしっかり声優だと言うのですから恐るべきポテンシャルです。ぼざろの他だとウマ娘が有名?なのでしょうか。若手声優に疎いので申し訳ないですが、調べてみると出演作の数が凄いですし、実力派なのを感じ取れました。ともかく、歌っている姿は完全にプロ歌手のもの。それでいてオムライスを美味しくする喜多ちゃんボイスもお持ちであると。

おみそれしました。
wikiに書いてありましたが、憧れの声優に入野自由さん、沢城みゆきさんを挙げてらっしゃるそうで、プリキュア5が好きなのかな?とか思いました(笑)。

あの2曲では、もちろん…

感動的だったのが、この2曲。前述の通り、「あのバンド」では曲前のぼっちちゃんの荒ぶるギターソロ、「星座になれたら」では喜多ちゃんのアドリブとぼっちちゃんのボトルネック奏法が再現されていたことです。ぼざろファンはある意味OP、EDよりよく聴いている2曲…というかこのライブシーンを観ていると思います、アニメ再現のところで大きな歓声が上がっていましたし、私も鳥肌が立ちました。
ボトルネック奏法は、コップではなくスライドバーでしたけどね(笑)。

というか、星座になれたらのイントロでもう鳥肌でした。

結束バンドの結束

他の3人も、しっかり見せ場がありました

長谷川さん以外の3人も一曲ずつ披露しそれぞれMCで会場を沸かせていました。特に主人公、ぼっちちゃんの青山さんはアンコール一曲目での登場、黒いギターを担ぎ、弾きながら歌いました。まさにリアル後藤ひとりだった訳です。ラスト、4人揃って劇場総集編の発表、ぼざろへの想いをそれぞれが語り、新曲の「光の中へ」からOP「青春コンプレックス」でライブは終演しました。「青春~」ではサビの大合唱が心地良かったですね。

個人的な話ですが、2番の「海の底にも月があった」という歌詞が滅茶苦茶好きです。

感じたこととして、結束バンドの4人は下の名前やあだ名で呼び合っていて本当に仲が良いんだな、ということです。名字にさん付けでは呼んでいないんですね。演奏していたバンドメンバーもさることながら、本当にステージ上に「結束」を感じた熱いコンサートでした。

4人共、可愛い、より格好良い。
そんなステージでしたね

そんな感じで、満足度の高い二時間だったのですが…一つだけ引っかかりがあったとすれば、

一応<応援上映>だったのに、普通と変わらなかったことですね(笑)。
まぁ埋まりがまばらで、遅い時間だった事も手伝ってますが。
私はと言いますと声は出しませんでしたが、節目で拍手はさせていただきました。

来春の劇場総集編は勿論、ぼざろの今後にも期待ですね!

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