映画感想「一度死んでみた」(Filmarksより)
広瀬すず、堤真一のコメディ映画。
父親嫌いのバンドマン娘だったが、その父が死んでしまい、気が済まない為に生き返らせようとする。
テンポの良い軽快な展開。細やかに伏線が回収される鮮やかな脚本。
最後の火葬場でのオチは上手い!と膝を打つところだった。
地味ながらしっかり主役七瀬の相棒としていいキャラになっている吉沢亮も好演である。
冒頭、面接とライブを重ねて設定説明しているのも見事、自然に親子関係が把握できる。
霊が見えるが、話は出来ないというのも面白いカセだった。
全体的に小気味良く楽しめるギャグ映画。
「何のために生きるのか。それが無いのは死んでるのと同じだ」