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キミとアイドルプリキュア♪第1話感想…予想以上に高火力のグータッチ!

わんぷりの総括感想を書くのが先だろ、と自分でも思いますが新番組の第1話が予想以上に良かったので、書いてしまいます。
今週より「キミとアイドルプリキュア♪」が始まりましたね。


印象は、火の玉ストレート

これぞプリキュア妖精な見た目のプリルン

第1話
「キラッキランラン♪キュアアイドルデビュー!」あらすじ
はなみちタウンで暮らす咲良うたは、ある日、歌いながら散歩していると、河原でプリルンという妖精に出会います。両親が営む喫茶店「喫茶グリッター」に連れ帰り、プリルンがキラキランドを救うため「アイドルプリキュア」を探していると知ったうたは、いっしょに街で探しまわりますが、それらしき人は見当たりません。
うたが落ち込むプリルンを歌ではげました帰り道、街ではキラキランドをおそったダークイーネの手下・チョッキリ団が放ったモンスター・マックランダーがあばれまわっていました。キラキラを奪われマックランダーに取り込まれているのが「喫茶グリッター」の常連客の絵真だと知ったうたは、絵真をもう一度キラッキランランにしたいと歌い始めます。
うたがマックランダーにひるまず歌い続けていると、やがてその想いにこたえるかのように胸から光が放たれ、キュアアイドルへと変身します。キュアアイドルはマックランダーの攻撃をかわし、歌って踊ってファンサして♡絵真をキラッキランランにし、救ったのでした。
(公式サイトより引用)

元気いっぱいの主人公と妖精の出会い、いかにも悪そうな敵幹部たち。
町や人々の危機に立ち向かい覚醒、プリキュアに…と、このうえなくオーソドックスな掴みの1話でした。
前作が「戦わないプリキュア」でしたから、その反動とでもいうのかメチャクチャ殴ってる戦闘も良かったですね(笑)。ちなみに前作は途中でブレずに「戦わない」を一年貫いたので、これはこれで立派だったと思っています。しかしSNS上の声を聞くと、やはりプリキュアは戦ってナンボ、な意見が多くわんぷりに物足りなさを感じていた人も少なくなかったようですね。

第1話は咲良うたちゃんとプリルンの出会いが中心でしたが、「プリキュア探し」をやって行く中でなかなかシュールな絵面があり、笑わせてくれました。

あら、また主人公が犬飼ってるんだ、みたいな
キャラが新しくても、一目でプリキュアだとわかるこの構図
このお相撲さんのくだり、とってもしょうもないギャグでしたが
「こういうの大事なんだよな」と思いました
楽しい番組だと思えますからね、意味はなくても
プリキュアがいない、で泣くプリルンが愛くるしかったですね
「今度は私に付き合って!」で敵幹部がビリヤードをやってるシーンに移行したので
「うたちゃんシブい趣味だな」って一瞬ミスリードしたのがまた、面白く

また、うたちゃんが敵の前で歌ってみせる、というのはマクロスみたいだな~とか思いつつ、「アイドルの輝きが心を取り戻させる」という作品のテーマも投影しているように見えましたね。もう一年前ですが、ワンダフルの初変身にも感じた熱さがありました。
とにかく、これでもかというほど真っ直ぐな第1話だったなという感想です。今回はまた、敵が無機物の巨大化路線なので思いきり打撃を見舞えそうなのが前作との大きな違いですね。

動いてるとカワイイ、を実感

正直に言うと今作、予告の時点ではキャラデザインに響くものは感じていませんでした。ここはオーソドックスさが淡白に映っていたといいますか、
「へぇ、今度はアイドルか」
くらいの認識でしたね。そもそもプリキュアは後の特撮2作のついでに観ている、という感覚ですから新番組情報も前番組に予告が入り始めて初めて知る、くらいなのでサラッと流してしまっていました。

パッと見、キュアバタフライを連想していました
言い方が悪いですが、個性無いなぁって感じで

ですが第1話で、変身前、変身後、さらに喋り方や表情を様々に見たおかげで
「うたちゃん、可愛いじゃないの」
と、思ったんですね。

妖精を抱っこしているのが似合うのは、ピンクキュアの条件です
と、ごはんは笑顔の子で覚えたのが私です


よく、新しい仮面ライダーの情報が公開されてそのデザインに賛否が分かれている時、
「見た目はアレでも、動いている所を見ればきっとカッコいいよ!」
という意見が聞かれます。実際に番組を観るまで真価はわからないぜ、という前向きな捉え方ですね。
まぁ、これを聞いたのはエグゼイドが最後だった気もしますが。ビルド以降はデザインにそこまで文句を言われていない印象です、平和で良いですね。

この論を思い出したのが今回のキミプリで、「動いているところはとっても可愛い」のがうたちゃんであり、キュアアイドルでした。

もちろん戦士ですので、凛々しさもポイントですね
この、ちょっとイタズラっぽい笑顔がいいですね
もうこのプリルンの顔だけで、勝利してるといっていいでしょう(謎理論)

いや、抜群に主人公してましたね。最初は「なになに!?」な状態ながら戦いの手応えを感じて「…いける!」みたいに表情が切り替わり戦闘モードに入る描写もカッコ良かったですね。ここは台詞が無いのが特に効いていたと思います。


ともかく、プリルンの可愛さ、うたちゃんの可愛さだけで相当に満足度の高い第1話でした。プリキュアの1話はこうじゃないと感が凄かったですね。

個人的にプリキュア主人公は、普通の女の子に見えながら何かしら
「特別な強さ」を持っているというイメージがあります
プリルンを元気づけるために歌ってみせるうたちゃんに、その強さが垣間見えたのが
第1話の主人公、それでこそって感じですね

余談ですが、今作はここ3作ほど絵コンテを担当していた今千秋さんがシリーズディレクターで参加しているんですね。今さんはセーラームーンCrystalやEternalで監督をされていたので、シリアスな展開もあるのかな~と予想していたりもします。
何はともあれ、今年も一年楽しんでいけそうです。

第1話って、やっぱり大切ですね。


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