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映画感想「映画 ふたりはプリキュア マックスハート2 雪空のともだち」(Filmarksより)

ふたりはプリキュアMax Heart、劇場版2作目。
スキー場でひかりが見つけた卵から大きなヒヨコが孵り、それを追って来た敵が襲いくる。

今回はなぎさ、ほのかのコンビ仲に亀裂が入るところから始まり、それが敵の二人組と対比になる格好で戦いが進んでいく。
TVシリーズにはなかった、仲間同士での戦闘が起こってしまう。ここが賛否両論あった為以後のプリキュアでは内輪揉めがご法度になったそうだが、私的にはこの映画のケースはドラマ的にとても響くものになっていて良いと思った。
スノボーが苦手だったなぎさが克服する過程と二人の絆がリンクしており、説得力と爽快感がある。

地味に、TV本編でもスケートがそうだったようにウインタースポーツがダメななぎさ、という設定はラクロスでの頼もしさとギャップを生んでいて実に巧妙だと思う。
悪気はないのに険悪になってしまうのはやはり恋が絡んでいるから、というのもあるある。

ルミナスにも大きな見せ場があり、MHの魅力が存分に詰まっている快作。ひなたとの別れに涙するポルンが愛おしい。

「私は一人じゃない、だから全然怖くない!」

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