![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158323548/rectangle_large_type_2_14433f9325f1fd39a22fe7bd55d1d80a.jpeg?width=1200)
【Ado】モナ・リザの横顔参戦記録MC編…歌声と共に、前に進むのみ
ライブ参戦記録、最後の締めにMCの感想を綴ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1729163562-D7K5t4ZebaWhqjVcyOx8Si0f.jpg?width=1200)
大きく動くパフォーマンスを見せてくれました
今回も、本編ラスト曲の前、アンコールのラスト曲の前にそれぞれMCタイムがありました。他の会場でのMCの内容はわかりませんが、今回も「心臓」で語っていたこれからの活動についての話が中心でしたね。
2年前、ツアー蜃気楼の時はこの先の事はまだよくわからない、それがそのままこのツアータイトルです、のように言っていて…
昨年のマーズでは、日本の歌い手として世界に行きたい、と明確な目標を語りました。その後すぐに海外ツアーが発表されたので、目標というよりは所信表明だったのかもしれませんね。
そしてこの春、国立競技場でのライブでは海外ツアーを経て再認識した日本への思いを含め、さらなる飛躍を誓ったというMCでした。
前向きなメッセージの中に、微かな皮肉も
たとえば今月、まさかの握手会を実施する彼女ですが(残念ながら外れました)、ファントムシータのプロデュース、今回のステージでいえばギター弾き語りや自作の曲など、とにかく新しい試みを次々に打ち出しています。それら全ては彼女の「やりたい事、やりたかった事」だそうですが、一部で「やらされているんじゃないか」のように言われることがあって、そうじゃないよ、憶測で書かれた情報を鵜呑みにしないでくださいね、という内容がMCの中に含まれていました。
そういえば昨年末、テレビ出演が重なっていた時期にある週刊誌が「もう顔を出してもいいと本人が言っている」などと嘘を書き、Adoちゃん自身がキッパリと否定したこともありましたね。
![](https://assets.st-note.com/img/1729165842-2IZeCE7UKXr3NftJ4svnwl81.jpg?width=1200)
その前に間違いなく本人であることを証明しうる露出が先ですよね
それがないからややシュールなイベントの趣きを持っています
「やらされている」のだとしたら不自然だと、少し考えれば解ります
Adoちゃん自身に話題性がありまた人気も高いからこそ、様々な見方や意見があり中には否定的なものもあります。
よく、こういうのを「有名税」と称し不可抗力なものとして片づける風潮がありますが、私は随分乱暴な理屈だなと感じています。これを例えば、Adoちゃん自身が「仕方がないこと」として受け止めているのだとしたら、それは理解できます。「有名税として~」と言っていいのは、本人だけなはずですから。
つまり本人以外、第三者が「これは有名税だろ」というのは見当違いだということです。
「お客様は神様です」、これはお店側が言うことであり、客側が「こっちは神だぞ」などと増長するための言葉ではないのは解りますよね。…実際に言う客も存在しますが、幼稚、滑稽の極みです。
また「子供のしたことですから」、これもした側が言ってはいけません。された側の善意によって紡がれる言葉なんです。
つまり、誹謗中傷する側が…
「これは有名税だ、有名人なんだから受け入れろ」
などというのは明らかな間違いです。にもかかわらず、中傷した本人ではなくとも周囲の人間が「有名税ってやつでしょ」と「あるある」で済ませてしまうケースが数限りなくあります。
何故でしょう?有名になると、叩かれるのは当然なんでしょうか?
無名の人よりいい思いをしているから、その代償がある、ということでしょうか?
私はこの話の究極形ともいえる人物として、マイケルジャクソンを挙げます。彼は世界一成功したエンターテイナーとして地位、名誉、富と全てを手にした人間ですが、その風貌の変化や僅か50年で幕を閉じたその生涯を見るに「幸福だったか?」と考えると決してそうは思えないんですね。思うに彼は、「成功しすぎた自分」に翻弄されたまま最後まで自由にはなれなかった人だと思います。誰もが欲しがるものを持っていましたが、やはりどちらかと言えば不幸な人だったのではないでしょうか。
私の持論ですが、「有名税」などというものは陳腐な欲望を満たしたい人の詭弁であり、そもそもどこにも存在しないのです。
著名人だから叩いていい、そんな道理はありません。
今一度、五ヶ月前に書いたこの記事で記したことを繰り返したい気持ちがあります。
他人を批判するエネルギーは、他の前向きなものに変えていきましょう。
そう訴えたいと思っていたところに、我が人生の師でもある林原めぐみさんから、素晴らしいメッセージが届きました。
さすが、インターネットの無かった時代からポジティブ発言を絶やさなかったリアル・リナ・インバースのめぐさんです。ラジオでもよく聴いたこんな話は、今の時代にこそ刺さる、必要なものだと感じます。
少し論点がブレましたが、可視化されやすくなった人の心の闇に呑まれないよう、言うこと、聞くこと共に強さを持っていたいと感じた次第です。
とはいえ、恐れ入る21歳に違いなく
![](https://assets.st-note.com/img/1729168247-LN3VscM8ribXkoz6QYvqBueG.jpg?width=1200)
昨夜はフジテレビでこの番組をやっており、TwitterのスペースでAdoちゃんが喋りながら観る、というので聴きながら観ていました。
その中で、かつては自分の歌う姿を見るとギャーギャー叫んでいたAdoちゃんが
「あ、もう大丈夫になりました。だいぶパフォーマンスのレベルも上がっているので」
と言っていたのが驚きでした。
…凄いですよね、自分の歌う姿を見るのが嫌で嫌で仕方なかった子が、「レベルアップしたので平気になった」と、一年足らずの間に言えているんです。去年の今頃は、まだ2ndライブの「踊」で発狂していましたから。
彼女自身、ライブMCで何度も「自愛」という言葉を使い、目指していると言っています。嫌いな自分を好きになりたい、そのために自分がやりたいことをどんどんやって行く、と宣言しているんですね。これが決してファッションではなく心からの言葉であることを感じた、そんな昨晩の配信でした。
来週、22歳になるAdoちゃんですがこんなにしっかり、先に進んでいる二十代前半の女子、ただただ恐れ入ります。そして、この先のストーリーも見ていきたい、という思いをさらに高めた今回のライブでした。
…余談ですが今回のライブ、終演後横浜駅に向かう途中で
「やっぱり俺の嫌いなタイプの女だわ」
と、話している若者の声が耳に入りました。
ちょっとムッとしたのですが、
「いやしかし、ライブに来てるんだよねキミ」
と、ツッコみたくもなりました。まぁ歌と人間性は別なのでしょうが、それにしたってわざわざライブに足を運んでいる時点で間違ってもアンチではない。
「なんだ、ただのツンデレか」
と、思い口角を上げて聞き流しましたね。
というか、嫌いでも歌は聴く、てなファンもいるほどに彼女の歌声の魅力が圧倒的なんだという証明でもありますね。
そんな、様々な思案が巡った、とても楽しく熱い、10月13日+αの記録でした!
モナ・リザ関連記事をまとめます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729169116-pZLhwm0scGrldfKakBb9guUV.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1729169805-a3n2EJbwBmt7ZKgsf1YielUC.jpg?width=1200)
また、来たいですね