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仮面ライダーストロンガーの好きなところを語ってみます

昨日から、オフィシャルYoutubeチャンネルで仮面ライダーストロンガーの配信が始まりましたね。

昭和仮面ライダー一期の最終作で、私は4年前、流行り病で仕事が休みになった時に自宅待機の最中、一気見した作品でした。
名前の通り、とっても強いヒーローです。

作品から感じる「疲れ」

このストロンガー、仮面ライダー5作目、5年目の作品なのですが個人的に面白いかそうでないかよりも、「画面に元気がない」と感じた作品です。さすがにほぼ同じスタッフ、体制で5年も続けているためか番組自体のテンションを低く感じてしまったんですね。
ストロンガー・城茂の有名な名乗りもありヒーローとしてはキャラクター性が強いのですが、郊外ロケのような絵面が多かったり、藤兵衛のおやっさんはついに無職になったか、みたいな感じで全体的に淡々としていた印象です。それがつまらない訳では、決してなかったのですが。
30%以上の視聴率を叩き出していた初代~V3の頃とこの頃では世間の熱量も違ったと思いますし、それが製作陣にも影響していたのでは…と邪推もしてしまいますが、終盤の先輩ライダー集合から一旦、シリーズ終了に至る流れは必然だったのではないかと思います。

前作アマゾンもそうでしたが、敵組織が一度刷新されるのもマンネリ化防止の策だったのでしょうか。これは昭和二期にもある流れですね。

7人ライダーが変身前の姿で全員揃った、唯一の回
ストロンガーといえばこれ、な名場面です
この時は本当に、仮面ライダーはこれで終わり、だったんですね

ストロンガーの、一番好きな要素

なんだか後ろ向きなことばかり書いてる気がしますが、ストロンガーの個人的な「大好きポイント」があるので記しておきます。
それは、ストロンガーの愛車、カブトローです。

そういえば現代って、公道での撮影はいっさい出来ないんでしょうか

サイクロン号やハリケーンなど、ここまでのバイク達もそれぞれ格好良かったのですが、自分としてはこのカブトローが一押し、なんですね。
何がいいのかと言いますと、そのシンプルさです。

ストロンガーに対し、少し小さく見えるのがポイントなんですね
「SUZUKI」のロゴも大きく見えています

なんか、普通のバイクだなと思ったわけです。
そして変身して超人になった仮面ライダーが、そんな普通のバイクを駆っているところにギャップ的な魅力を感じたわけです。少しこの感覚を掘り下げてみますと、日常の中にある道具が超人の使用に堪え得る、というのが格好良かったのかなと今では思います。

オープニングのバイクアクションもいいですね。ブラックサタン戦闘員の皆さんもお疲れ様です。ギョロ目マスクがちょっと恐いですけど。


ストロンガーは仮面ライダー展でも昭和ライダーの真ん中にいました
チャージアップは、仮面ライダー初の強化フォームといって良いでしょう
厳密には1号や2号の色が変わったのが初、とも言えるかもしれませんが

そして、「チャージアップは格好良かったな~」などと思いながら少し調べて、公式の説明を読んでおりますと…

>ただし、超電子エネルギーは電気エネルギーと比べて消耗が激しく、1分間しかこの姿を保てない。このタイムリミットを超えると、ストロンガーは限界を迎えて自爆してしまう。


いや、一分間で自爆って危なっかしすぎるでしょう…レオの時のセブンガーに爆弾が付いてるようなものですか。相変わらず過激な昭和の設定に半笑いになってしまいました。
現在の仮面ライダーはフォームチェンジが当たり前になっていますが、その先駆けともなったのがストロンガー、「電気」というエネルギーの明確な元が存在するのも特徴ですね。よくよく見れば、番組のテンションが低いと言いましたが意欲的な新機軸も盛り込まれています。


何より城茂のキャラは、私自身も活用させてもらっている部分があるんですね。

「そんな事、俺が知るか!」

このマインドで、切り抜けていく精神で生きていますから(笑)。


前作アマゾンについての記事です。
数か月後にはスカイライダーについて書いてそうですね。

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