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SHOCKER NIGHT参戦記録…有楽町のハビタット世界でBE HAPPY.

本日(5月22日)は庵野秀明監督のお誕生日、63歳になられたそうで、おめでとうございます。しばらくは休まれて、また素晴らしい作品を届けてくださる事を楽しみにしています。

さて、その素晴らしい作品の一つであるシン・仮面ライダーを10回鑑賞した強者が招待される「SHOCKER NIGHT」が去る5月20日、東京・有楽町の丸の内TOEIにて開催されました。元は500名限定のイベントだったのですが応募者多数により急遽二部構成になり、それでも抽選漏れが出たという事で映画の人気を証明する格好に相成りましたね。
私も先日、佐々木剛さんのお店に行った日(4月8日)に応募、無事招待を受けました。その日で10回、そして現在21回という鑑賞回数を持ち「SHOCKER上級構成員」としてこの催しに臨んだ次第です。

聖地に集う猛者たち


列の先頭を示すプラカード。
堂々たる秘密結社ですね

共に参加する友人とカラオケで「レッツゴー!!ライダーキック」や「ロンリー仮面ライダー」を熱唱した後夕食を摂り、現地へ向かったのが17時過ぎ。既に長蛇の列が出来ており、下級構成員、背広の男の出で立ちをした人達が見えました。ハイクオリティな自作マスクを持った第一バッタオーグもおり、大丈夫かショッカーナイトやぞ(羨ましい)、などと思いつつ受付を済ませました。道行く人々が何の行列かと興味深げに見ており、丸の内TOEIの掲示物からスラムダンクか聖闘士星矢か、という声が聞こえましたね。前者はともかく後者はねぇよと思いながら、自分が持つ参加資格に愉悦感を覚えたりしたものです。

席番はE-14。
エヴァ、14才とか紐づけて勝手に喜びました(笑)。

「この人達皆10回以上観てるのかぁ」と思いながら、会場内へ。
まずイベントは、映画の上映が行われました。

「拍手」の価値

公開初日の舞台挨拶中継、先月3日の発声可能上映に続いて今回の上映でも、終了後に拍手が当然のように起こりました。一つの映画で3回も拍手を経験したのは初めてですね。個人的にシンエヴァで経験出来なかった心残りがあったりしますが、ライダーで払拭しちゃった感があります。
映画終了後の拍手というのは、通常の上映では起こりません。何か特別な時、「拍手をするべき機会、空気」が重ならないとただ退席モードが始まるのみです。で、今回はイベントなので自然と起こった訳ですが、この日の客席にいるのは全員ヘビーリピーター。作品への拍手であり、機会をくれた運営への拍手であり、集まった同胞を称え合う拍手のように感じました。
とどのつまり、

「お前らホント馬鹿だな!俺(私)もだけど!」

というイイネ!的な拍手だったのではないでしょうか。
あの場では、みんな一文字隼人だったんですね。

チョウ、ハチ、コウモリ襲来

終了後は10分休憩を挟んで、上級構成員3名の登壇となりました。チョウオーグ・森山未來さんにハチオーグ・西野七瀬さん、コウモリオーグ・手塚とおるさんです。三人共普段着で、オーグメントの格好ではありませんでした(笑)。
先日のラジオ、シン仮面ライダーのオールナイトニッポンでも司会を務められたニッポン放送アナウンサーの新行市佳さんの進行で始まりましたが、この方が映画の知識もしっかり持った一人のファンなので安心感がありましたね。
質問コーナー、撮影裏話で印象深かったのは…

・「好きな台詞は?」に対し手塚さん「池松君の「どうせやり直しでしょ?」」に会場爆笑

・森山さん「蝶は不死の象徴」を思い出せず「御免なさい、素人で」

・西野さん、刀を地面に刺すシーンは下にスポンジあり、だが「豆腐」と言い張る

・ハチオーグアジトの屋上はセットで、衝立に囲まれた密室

・イラストの第0号を見て
西野さん「右手どうやってるんですか」
森山さん「知らない」
西野さん「あっ、絵ですもんね」

・手塚さん、コウモリオーグの驚き顔を30テイク以上撮った
庵野監督から「もっと面白いのをお願いします」と言われ

・西野さん、好きなシーンはクモオーグが爆弾を置くところ
向きを変えるところに性格が出てて好き

そして、お三方が総じて仰っていたのは映画の情報量の多さ。
やはり繰り返し観ることで新たな発見がどんどん出てくる作品であり、重ねてリピーターである我々構成員への感謝を述べられていました。
長めの舞台挨拶、といった感じでしたがプレゼント抽選や客席を全部入れての写真撮影もあり、熱狂的ファンの集いは和やかな空気で幕を閉じました。

この映画を総括すると…


入場者特典セット。
エヴァコラボイラストが一気にコンプ出来たのはありがたいですね

今回のイベントは10回鑑賞者へのプレゼント、だった訳ですが開演前の挙手による回数チェックで20回、25回以上もいました。親子連れもいましたし、観客への質問では漫画版、ライダーカードの豆知識が出てきました。当然ではありますが皆コテコテの「シン・仮面ライダーオタク」なんですね。先述の手塚さんによるドキュメンタリーネタで会場が沸いたのも、間違いなく皆が番組を観ていることの証左でしょう。

このイベントが予定より多くの応募を受け枠を増やした事が、主催者側の思惑以上の支持、盛り上がりを表しているといって良いでしょう。スタッフさんが仰っていましたが応募書類は全て手作業でチェックされたとか。大変な労力だったと思いますが、これこそ「嬉しい悲鳴」だったのでは?とスタッフさんの笑顔から想像しましたね。

初代仮面ライダーのリブートでありますが新しい世界観、設定、キャラクターを生み出し確固たるファンを獲得した作品。これは間違いなく「成功」と言えると思います。22回目の鑑賞を熱意ある「仲間たち」とこなし、帰り路で幸福を噛み締めさせてもらいました。

BGMに、音楽集を聴いて心をスッキリさせながら…。


丸の内TOEI、東映本社でもあり風情ある劇場でした

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