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【Ado】モナ・リザの横顔参戦記録ライブ本編…望んでいた二つのピース

昨日に続いて、ライブ自体の感想を記します。
千秋楽だったのでネタバレも解禁、遠慮なくセットリストを載せていけますね。名古屋の振替公演が年末に残っていますが、そちらはそちらで限定の楽曲が用意されてますとのことで、災い転じて福となす、そんなツアーになることを願っています。

今回の席、実質アリーナ!

私の今回の席ですが、3LEVEL、9列189番でした。3LEVELというのがおそらくVIP席であろうアリーナのすぐ後ろのブロックで、全体でいえばかなり前の方です。二階席、三階席までありましたからそれを考えると相当の良席だったのでは、と感じます。というか、前回の国立競技場のときの距離感と比較するとここはもうアリーナじゃん、と思えたんですね。くまなくライブに通っていると、どうしても他会場との比較は出てくるものですね。

Kアリーナ横浜座席表です
上の紫ブロック、右のほうに我が席がございました

今回、「S席なのに天井じゃん!」的な不満の声がSNS上で散見されました。席が判明する前日まで結構不安だったりもしたのですが、とりあえず自分は安心できる場所でしたね。席の分け方に問題があったかもしれませんが、16年前、某バンドのライブでS席なのに実質4階席だった経験を持つ身からすると「ライブって、そんなもんだよ…」という気持ちです(苦笑)。

浮き彫りになる、プロとアマチュアの差

まず今回、これはツアー初日から公になっていたことですがオープニングアクトをAdoプロデュースのアイドル、ファントムシータが務めて幕開けとなります。私自身も初、シータでした。

彼女達自身も来月1日に日本武道館での初ライブを控えているので、それに向けた「慣らし」の側面も持つパフォーマンスだと思いますが、格好良かったです。披露されたのは「キミと✕✕✕✕したいだけ」、新曲「ゾクゾク」の2曲、合間に挨拶とMCがありました。
もちろん解ってはいましたが、歌、ダンスともにレベルが高い!毎月新曲が出ていて、しっかり聴いていますが個人的にも「おぉ、これは!」と思っていた「キミバツ」が聴けたのが嬉しかったです。

リリース時点で、この曲は気に入った!と記事にしています。
どうしよっかな…と検討中だった今月末の1stアルバム、この日の帰りに予約いたしました、ライブで直に観たことの破壊力はスゴいです。
5人全員イイですが、特に美雨ちゃん推しです。

そして、まだデビューから半年もないほどの彼女らが、こうして堂々たるステージを見せていることを思うとやはり「プロであることの重み」は違うな~と感じたんですね。今、ネットのおかげでいわば素人でも歌ってみた、踊ってみたと発信が容易になっています。そもそもAdoちゃんもそこからスタートしているのですが、やはりプロが魅せるものはそれらとはまた、レベルが違うわけです。アマチュアでもプロ並み、な人はそれこそ芸能の分野に限らずたくさんいますが、様々な人達が関わって創り上げ、大勢の前で披露する「作品」には、やっぱり適わないよなぁという思いをあらたにしました。

「想い残し」がなくなったセトリ

そして主役、Adoちゃん登場で前回のライブのラストナンバーであった「心という名の不可解」からライブはスタートしました。

これは、集大成的だった春のライブから先に進みますよという意思表示のようなスタートで、私自身この曲が一押しなのもあって昂るオープニングでした。相変わらずハイテンポで、ペンライトの色を切り替えるのが忙しいライブなのがAdoライブ。ペンライトは昨年のマーズ以来だったのでちょっと懐かしい感覚でもありましたね。

私自身5回目の参戦ですが、カバー曲、別アレンジを除いて今回初めてライブで聴けた曲が…

・会いたくて
・MIRROR
・ルル
・オールナイトレディオ
・抜け空
・0

の、6曲でした。
MIRRORとルルは「心臓」の後の曲、抜け空と0はアルバム残夢で初お披露目の曲だったので必然ですが、春のセトリになかったオールナイトレディオ、そして2ndライブ「カムパネルラ」以来となる(の、はずです)会いたくて、この2曲が個人的には大変、嬉しかったですね。

ストレートな恋愛ソングで、ある意味うっせぇわや踊といったファーストアルバムの代表曲たちの対極にあるので表現の幅という観点でもっとも際立っていた曲です。2年前はメチャクチャ聴き込んでいたアルバム「狂言」です、今回のライブでアルバムの14曲を全て、生で聴くことができました。この会いたくてだけ聴けていなかったのですが、もう新しい曲が増えて今後は無いかなと思っていたところにピンポイントで歌ってくれたのが本当に嬉しかった。自惚れ&気持ち悪い考え方だと思われそうですが、自分へのプレゼントのようにすら思えた一曲で、ちょっと涙腺が緩んでしまいましたね。

0と向日葵は千秋楽のみだったそうで、これでこの日のチケットを取った理由である

「ツアーファイナルならでは、を味わう」

も、達成できました。過去のツアーで必ず、最後の日は何かしら他と違う要素があったので「いいなぁ…」と思っていたんですね。今回はそれのために最終日に行くことにしていたので、個人的には満足です。
まだ聴けていなかった曲が聴けた、最終日の特典?を味わえた。
今回のライブでの「あったらいいな」が埋まったので、いつにも増して充実度の高い一日でした。

アンコールでのサプライズ、演出についてなどはまた別項で綴ります。

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