EVER
呆然と見つめた深い霧の中でうなだれ俯く
誰かの足音と気配で気がつけば萎れた華がうす笑う
いつでもありふれた時の流れにただ怯え続けて
無言に遠ざかる永遠の何かに挫折を覚えそう
二度と戻らないこの暗闇の他にどんな路があったのだろう
躊躇いがちに揺れている無口な過去と物語の途中
ざらついて壊れていく 視界の中墜ちていく
足跡に残された一片けらの希望
絡まりついていた理不尽な言葉に儚く消えた
もう一人の俺はまだ夢の狭間に生き急いでいる
信じていた夢さえ霞んでいく 視界さえ映らない瞳のように
限られた日々過ぎていくのに眩暈を覚え
あと少しの意味が分からない
二度と戻らないこの暗闇の他にどんな路があったのだろう
躊躇いがちに揺れている無口な過去と物語の途中