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いつも…

 桜の時期に突入という事で、しかしながら私が住んでいる家の近くの公園の桜の木はもう既に葉がなり始めている木もあり、今朝何を思う訳でもなくぼんやりと見つめてしまいました。

 こんばんは、岡崎モユルです。

 春は残酷な季節という言葉があります。というか、外国の方の詩だったような記憶がありますが、まあ平たく言うと、春になればせっかく眠りについた木々や動物達も一斉に起こされるという話だったと思います←間違えてたらすいません。

 私達の春に対してのイメージはどうしても明るい印象を思い出すでしょうが、出会いの季節でもあり逆も然り。春なのにお別れですか?何て曲もあり、悲しんでいる方も確実いるのですね。

 そんな私は、春というと、切なくなってしまう出来事が10年ほど前に起きてしまったから、少しだけ考えてしまう時期なのです。というよりも節目といった方が正しいのかもしれない。

 ふと桜の薫りが漂い始めたと思うと、「あ、もうこんな季節か…。あれから何度目の春なのだろうか…。」と。

 その度に忘れ去ろうとしていた記憶を鮮明に思い出してしまい、やる事がない時にふと考え込んでしまう。

 深く思ってみても仕方がない事はよく分かっていますが、そうなってしまうという事はやはり自分の中では何も解決せず、今だこの胸の奥で燻っているのだと。しかしもう、解決する糸口はなく、こう同じ季節が訪れるたび、考えてしまう訳であります。

 消したくても消せない記憶。誰にでも一つくらいはある事でしょう。それにどう付き合っていくのかはそれぞれの経験とセンスなのでしょうが、生きるセンスのない私は過去の亡霊と戦い、未だ惨敗を続けています。途方もないほど愚かな話ですね。

 世の中不穏なニュースで溢れかえっており、それを耳にする人達は不安感でいっぱいになっていますね。

 今はただ密かに祈りながら今が過ぎていくのを待つしかできないのです。

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