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2024年、冬、秋田

ミスチルっていいですよね。2000年〜2010年代までの曲はアルバム収録曲も含めて、全曲シングルとして出せるぐらいのパンチがあったと思います。好きな曲を書こうとしましたが、全く選べません。NOT FOUND、掌、くるみ…

今回のタイトルも、ミスチルの曲『1999年、夏、沖縄』から引っ張りました。

今回は秋田に帰ってきて初めての冬を迎えた僕が思っていることの話です。




仙台から秋田に帰ってきてもう7ヶ月が経ちました。

仙台は刺激的な街で、面白くて楽しくて明るくて活発で、サッパリしてる街で、秋田の正反対みたいな街でした。


今秋田に帰ってきて思うことは、

楽しみどこ!!?

です。


学生時代って、割と黙ってても楽しみが来るというか。何かしらを与えられてそれに対してニコニコワイワイやる、そんな感じだったなぁと思います。

(実際は同級生から逃げるように家に帰る毎日でした 過去は掘らないでください)

社会人になってからというものの
確かに自由と選択肢は増えた感じはします。
あの頃はペダルを漕いで、片道30分のイオン。
今ではアクセル踏んで、数少ない友人を乗せて県外ですよ。
そりゃ自由だし、できることも増えました。

でも、あれ?

なんか楽しくねぇ。

大学生は人生の夏休みだうんぬんかんぬん言いますけど、そもそも小学生〜専門までの14年間、全部夏休みだったんだと感じるわけです。

それを終えたこれからの方が人生長いって何?労働だけで今後の何十年を終えて年老いて死ぬってことですか?自分の就きたい職業には就けたけど?

そう思いながら帰宅してる時、
うっわ、きっつ〜

と思ってしまうわけです。

秋田を出て、次のステージに進んでる友人の姿を見ると、見てると、

あれ?自分何も進んでない?

と感じることもしばしば。

学生時代までの、与えられる楽しさを食べる、という生き方はもうすぐ賞味期限切れなのかもしれない。


だからこそ!!!

楽しさに飛びつかなきゃいけないわけですよ!!!

上の太文字は山口隆(サンボマスター/vo.)の声で脳内再生してください。


そうなんです。
ここで最初の話に戻ります。
秋田はそもそも面白い街ではないんです。

ジメジメして排他的で、「持続可能」という言葉を盾に数々の大型開発を拒んできた秋田に産まれたボクら世代。

楽しさを自ら狩りに行かないと死んでしまうわけです。

楽しさを狩りに行けないということが問題ではなくて
その楽しさがここに落ちてる、あそこにも落ちてると伝えれる人が少ないのが問題だと思っています。

僕は秋田に面白さの種が埋まってる匂いがしたので帰ってきました。

学生時代はずっとモヤモヤ。中高の6年間はまるっきり失いました。人の目を気にしてばっかでね。
今もまだ学生時代のことが尾を引いてますが、
社会人になり、楽しさに対して大分貪欲になりました。

その楽しさは、
地元に残った友人と会うことだったり
演劇公演に関わることだったり
月一で5、6人で体育館を借りてバスケをすることだったり・・・

まだ多分どっかに落ちてると思うんですよ。

楽しさは。

だからこそ僕は人の目を気にせず、楽しい方向に走っていきたい。

「裏方は裏方らしくいろ」「社会人だから・・・」のようなニュアンスの意見もいただくことがあります。
私のその姿勢に異を唱えてくる人は適当にそこら辺に埋もれておけばいいんじゃないですか?それで何十年も続く長い冬を越してればいいんですよ。
いい山なら紹介します。

元々は演劇畑の自分ですが、
最近はなんでもしたいとのメンタルで
演劇・舞台・イベント関係のスタッフや
映像演出のオペレーションスタッフをさせていただくことも増えました。

楽しい。楽しいです。

その楽しさを支えてくれる友人や、信頼出来る先輩、仲間が沢山いるし、受け入れてくれた皆さんを本当に尊敬しています。

いつかこの楽しいが確固たるものになったら、
今度は楽しいの種を撒く側になりたいと思うのです。

そして、県外に出ていった同世代の仲間とまた秋田で面白いことをしたいと思うのです。

「別にこの夢、秋田でも叶うやん」
「今の秋田面白そうだから帰ってみるか」

そう思って欲しい。

若造が偉そうに抜かしました。失礼しました。
今週末は仙台で専門の友達と飲みます。

(学生時代の総合の時間とかに押し付けられる秋田バンザイ!秋田が1番!みたいなのは大嫌いでした。出てみないと秋田の評価なんてできないでしょ?)

次の目標は、「漫才でお笑いライブに出る」ことです。近いうちにその日が来ることを願って。


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ssk
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