
正式版となった NextDNS の無料プランについて
今まで何回か CNAME Cloaking や広告やマルウェアやフィッシングなどを防ぎ、プライバシーまでも守れる DNS サービスの NextDNS を取り上げてきました。
書いたタイミングが丁度よかったらしく、たくさんの人に見ていただきました。ありがとうございます。
そんな NextDNS ですが、5/6にベータ版が終了し正式にサービスがスタートしたとアナウンスがありました。
After launching a year ago, and a few locations later, today we are officially announcing the end of our beta. Subscribe now if you can, and thanks for your support! Stay safe pic.twitter.com/km4x0IFqX5
— NextDNS (@nextdnsio) May 6, 2020
そうです。今まではベータ版でした。なので全機能を無料で使うことができたのです。正式版となった後は一部有料へと変わります。
肝心の料金は以下のようになっています。
Free up to 300,000 DNS queries/month — $1.99/month (or $19.90/year) for unlimited queries.
If you decide to stay on the free plan, NextDNS will simply behave like a classic public resolver after reaching the 300,000 queries limit.
https://nextdns.io/pricing
月30万クエリまでは無料。超過した場合はフィルタなどが機能せず、通常の DNS サービスとして機能します。月1.99ドル(もしくは年19.9ドル)支払えば上限が撤廃されます。
さすがに上限超えたら名前解決ができなくなる事態にならないようです。
では、自分がいくら使っているのかは下記のアカウントページにて確認が可能です。
\(^o^)/真っ赤
PCとスマホで利用し、半リモートワーク、GW 引きこもり勢なので上限超過していました。
と、ここで気になる文面が。
NextDNS will continue to work above 300,000 queries during a grace period until May 25. On that date, we will enforce the 300,000 queries limit and all features will be temporarily disabled (until next month).
ベータ版が5/6に終わりましたが、猶予期間として5/25までは上限を超えて機能し続けるようです。
月1.99ドルと上で書きましたが、日本円では月250円となります。
また個人プラン以外のプランも見受けられます。
マルウェアを防ぎ、プライバシーを守ってくれるので月250円・年2,500円という料金設定はかなりお得だと思います。みんなが課金すればサーバ増強によって速度が上がることも期待できます。
まとめ
✔ NextDNS は5/6でベータ版が終了しました。
✔ 月30万クエリまで無料で使え、超過したらフィルタ等が機能しない。
✔ 上限撤廃するには月250円もしくは年2,500円の有料プランの契約が必要。
✔ ただし5/25までは猶予期間として上限超過して使用可能。
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