毒親は連鎖する

毒親は子供から、あらゆるエネルギーを吸い上げ、
子供に「何もできない人間」にさせる。

私の場合は、食べるものを渡されるだけで、
家庭で良い教育を受けてきたことがない。

父親との記憶に残っているものは、絶え間ない家庭内での暴力や
罵倒。

そして気づかない間に子供自身が毒親と同じ思考になっているのです。

気づくきっかけは、弟に父親と似てると言われたとき。

あんな父親に似ているはずないと思いながらも、
自分を見続けていると、自己肯定感がなく、人を罵倒したり、
否定的な考えを持った自分がいることに気づきました。

毒親育ちの方は、自分を見続けることをするだけで、
親と同じ思考をしていることに気づくと思います。
まずは気づくこと。
それだけで、親とは違う道に立つことができます。

私自身も努力してる最中ですが、怒ることはほとんどなくなっていきました。

私が実践していた自分を見続ける方法を紹介します。

①自分を大事にする
過去の毒親にされてた時の自分に対して、今まで自分を守ってくれてありがとう。
自分を守るために、そうするしかなかったんだよねと自分の心に言ってあげる。

②自分の揺れ動く感情を常に見続ける
無意識に植え付けられた毒親の習慣を治すために私も実践しています。
日常の中で感情に変化があった時に、自分の心を第3者の事のように見続ける。
見続けるだけで、その感情はどんどん小さくなっていきます。

③揺れ動いたと思ったら、その状況をスマホやPC、あるいは紙に書き出す
感情に気づいたときに、できればすぐにその場で状況を細かく書き込みます。
時間がたつと状況をうまく思い出せなくなってしまいます。
詳細にすることで、自分の感情の動きをより細かく分析できます。

実践していて、怒ることががほとんどなくなっていきました。
毒親育ちの方も自分が毒親にならないように、親になって子供に伝染させないように、自分を見続けていきましょう。