毒親と離れて思うこと
別居をして2年ほどたちますが、うちの場合相変わらず連絡を取ってこようとメールをよこし、次の日はいつ帰ってくる?というメールが来ます。
子離れできてないなあと実感し、あれだけ嫌な思いをした父親の存在が、
本当に小さく見えます。
何度か帰ったこともあり、実際帰ってみても、
食べるものは用意してくれるのですが、
特にしゃべることもなく、黙々とご飯を食べて、
お風呂に入り、自分の部屋に行き、寝る。
何日かしたら、マンションに帰る。
正直、帰って来いといった割には、何も話さず、
顔を合わせてご飯を食べるだけで、私にとっては、
ものすごい時間の無駄と、嫌な思い出が蘇るので、
帰る意味がない。
今回はコロナの事もあり、しぶしぶ了承してくれたようだが、
また帰って来いと言ってくるだろうな、
来月か、年末あたりか。
絶縁したいと紙を置いて、家庭裁判までしたのに、
出ていった荷物を片付けをさせるために、帰ってこさせるって、
意味が分からないんですよね。
片付けをさせたいがために、子供をわざわざ遠くから呼んで、
そこに行くまでの交通費もかかるのに。
子供の顔が見たいから帰ってきてほしいのか、
片付けをさせたいのか、
父親は話さないので、真意がわかりません。
親はほんとのことを話さないで、察してほしいみたいな話し方を
するんですよね。
これって、相手に責任を押し付けているのと変わりないんです。
相手に判断をしてもらって、自分は判断しない。
どうしてこんな話し方をするのかと考えてみたのですが、
おそらく、会社での仕事の中での習慣だと思います。
会社は、人とのコミュニケーションはしますが、
やはり仕事をしに来ているわけであって、成果や生産性を
高めないと会社に来ている意味がない。
なので、コミュニケーションや仕事のやり方もも効率化を図るために、
自然と必要最低限になっていく。
無意識にやっていると思います。
その視野だけでしか物事が見れないと、
他人の感情にも気づけませんし、コミュニケーションが自分語りばかりで
無意識に相手を否定したりします。
別居して、数日したのちに電話が来て、
「おまえはそこにいるような人間じゃないんだよ!」と
怒鳴られたことがあります。
まあ、言った本人は、子供を否定していることに気づいていないんでしょうけど。
こんな父親になりたくないがために、
自分は別居をして、今まで受けてきた苦しみと向き合って、
間違って植え付けられた習慣や、
教えてきてもらえなかった、社会で生きていくための
知恵や、行動を覚えていこうとしているのに、
いつまでも足を引っ張られるのも、きついですね。
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