CGDGADは美しいぞー。(また)新しいチューニングに挑戦

新しい変則チューニングを思いついて,試してみたらかなり良さそうなので,これから研究していこうと思う。

その新しいチューニングというのは,
「FCGDGAD」(7弦ギター)
というもの。私はここ2年ほど,「FCGDGBE」というチューニングをメインにしていたのだが,それの高音側2本を全音下げたもの。
あとで調べたら、6弦ギターで「CGDGAD」というチューニングを使っている事例は案外あるようだ。DADGADに似てるし使いやすいのだと思う。

キーCメジャーだと、例えばこんな感じ。

今のところの気づき。以下の例のように、スケールの音が3つ密集して同時になっている「クラスター」が作りやすい。

密集した音は、低音だと濁って聴こえることが多いが、高めの音域だと美しく響いたりする。ハープや日本の琴なんかはそういう特性をよく表している弦楽器だ。
レギュラーチューニングでは、3つ連続のクラスターを作るにはけっこう左指のストレッチが必要だが、DADGAD系チューニングなら比較的無理なくできる。しかも音域もちょうどいい。

あと、2〜4弦を使うコンパクトなコードで、うっかりレギュラーチューニングのトライアドっぽい形を押さえると、意外な素敵サウンドになってたりするのもいい。発見がある。

こういう、楽器の新しい側面を見つけるとワクワクする。しばらくはこのチューニングの研究(といっても、いろんなキーやコード進行を手探りで弾いて遊ぶだけだが)で楽しめそうだ。

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