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死ぬ前までに食べたい100の美菓

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2023年12月の記事一覧

死ぬ前まで食べたい100の美菓 飴ちゃん

死ぬ前まで食べたい100の美菓 飴ちゃん

年が明けると、山形市の「初市」では初飴が売られる。最上義光公の時代、山形には定期の市が立つ市日町があり、毎年1月10日に市神祭りとして、十日町から七日町にかけて多くの露店が立ち並ぶようになったのが始まりとされている。

最上義光は鶴岡でも市を奨励し、五日町、七日町、十日町、一日市町などの町を城下に整備してきたが、昭和に入り、町名変更が行われ、時の有識者とかいう郷土史の先生の一声で、最上義光由来のも

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死ぬ前に食べたい100の美菓  冬の水ようかん

死ぬ前に食べたい100の美菓  冬の水ようかん

水ようかんが美味しい季節になりました。
鶴岡市民は 年の瀬が近づくと、無性に水ようかんが食べたくなる。鶴岡市内のお菓子屋さんの店頭にも、冬の水ようかんのPOPが貼られる。

福井にも冬の風物詩に水ようかんがある。福井の場合には、京都のお菓子屋に丁稚奉公に出た若者が、正月休みで故郷に帰る時、京都で覚えた水ようかんをお土産にしようと作ったものだと言われている。

和紙の歴史を調べていた時、福井県の越前

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