Hunger games(飢餓のゲーム)というYouTube•TikTokアカウント
hunger gamesというアカウント名と、その動画内容が結び付いている人は少ないと思います。しかし、YouTube ShortsやTikTokを見る習慣のある人なら必ず一度は見た事があるという人が大半です。動画内容は、貧しい国の子供から大人が集められて、地方の遊園地にある様なミニゲームを行い一速くそれをクリアした者に、景品として食材が与えられるというものになっています。
類似コンテンツも沢山あり、ミニゲームの景品が食材では無く、調味料や洗剤などの生活必需品であるという場合もある。一度観てもらった方が速いかもしれないので、下記にurlを添付しておく。
下記URL
https://www.tiktok.com/@hungerr_game?_t=8s95phb1gwr&_r=1
表向きにそのコンテンツを鑑賞する理由を言えば、子供達が無邪気に楽しみながらミニゲームに取り組む姿に癒されるという声があります。
実際に、Hunger games(飢餓のゲーム)というギョッとさせるアカウント名ではあるが、動画内容は和やかな物が多いです。
Hunger gamesに類似コンテンツは多数存在しています。その中には、小さい子供と青年が同じルールのミニゲームで戦わさせられ、小さい子供が何も食べれないという資本主義の縮図を見せつける様なタイプの物もあります。
動画内でミニゲームに勝利して無邪気に喜んでいる青年はマクロな視点で見れば本当の勝者ではありません。資本主義下のルールで真の勝者はゲームマスターとしてそのゲームを主催し、動画を全世界に配信する事で多額の広告収益を得ている者ではありますが。
Hunger gamesの様な長い流行コンテンツモデルの構造を、一般的な視聴者は何処まで理解しながら鑑賞し、どうやって楽しんでいるのかが気になります。
逆に今はブームという一過性の物では無く、普遍的な行為となっている、SNSで憧れる豪華な暮らしをしている人間を見に行って、楽しんだり、卑屈になったりするという様な現代人あるあるがあります。
その反動で生まれた新しい行為の一つとして、自分より遥かに生活水準の低い、下の人間(資本主義のルールにおける)の細やかな幸せや価値観を見ることで、楽しみ、安心したりしたいという欲望(需要)が生まれているのでは無いでしょうか。
Hunger gamesというムーブメントや動画投稿主に対して頑張って調べたのですが、僕のググり力が足りずに追跡できませんでした。
ちなみにHunger gamesというTikTokアカウントが、貼っているYouTubeアカウントに飛ぶと高級車を紹介するshorts動画に飛びます。
貧しい国の子供達に飢餓のゲームをさせて、それを全世界に動画配信し、儲けたお金で高級車を買う悪いお金持ちを想像してしまいましたが、これは単なる陰謀論です。元々お金持ちだった人が、慈善事業として趣味のYouTubeアカウントを伸ばそうとしているだけで、YouTubeの収益は全額寄付しているかもしれません。
私はこれからも調査を続けていきます。凄くこのムーブメントに興味があり、どんな事でも追加の情報が欲しいので、もし良ければコメントで教えて下さると非常に助かります。
サムネ画像