だぶんぐる

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  • Vオタ家政婦(連載)

    連載ライトノベル。Vtuberオタクの男が姉の家政婦になってどんどんVtuberに愛されるお話。ただし、本人は自分なんてどうでもいいからV同士でてぇてぇしてほしい模様。

  • [異世界ファンタジー]英雄たちのアシナガおじさん

    ガナーシャは40近いおじさんだが、未だに冒険者を続けている数少ない存在。 年齢と黒魔法使いを理由にパーティーへの参加が年々難しくなっていたが、とあるパーティーに拾われる。 孤児出身でありながら、その類稀なる素質によって英雄候補に選ばれた三人の少年少女のパーティー。 攻撃魔法に優れる強気な魔法使いの少女、リア。 大人顔負けの剣術を操る少年、ケン。 そして、治癒魔法の使い手、ニナ。 三人は同じ孤児院出身で、同じ人間からとある支援を受けていて、その人間に恩義を感じていた。その人物の名は『アシナガ』。 彼らにとって、支援者アシナガに送るメッセージ、そして、その返事が癒しであり救いであった。 臆病で冴えないおじさんとアシナガおじさんを慕う三人の英雄候補の冒険物語。

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「英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない」第1話

あらすじ(300字以内): ガナーシャは40近いおじさんだが、未だに冒険者を続けている数少ない存在。 年齢と黒魔法使いを理由にパーティーへの参加が年々難しくなっていたが、とあるパーティーに拾われる。 孤児出身でありながら、その類稀なる素質によって英雄候補に選ばれた三人の少年少女のパーティー。 攻撃魔法に優れる強気な魔法使いの少女、リア。 大人顔負けの剣術を操る少年、ケン。 そして、治癒魔法の使い手、ニナ。 三人は同じ孤児院出身で、同じ人間からとある支援を受けていて、その人間に

    • 「英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない」第3話

      第3話:「おじさんに届くメッセージはいっぱい」  リアのほっぺたは何故か膨らんでいて、ガナーシャは首を傾げる。 「リ、リア?」 「は……! あ、あの! 違うのよ! その! あんまデレデレすると、向こうに気持ち悪いと思われるかもしれないから気をつけなきゃだめよ! わかった!? わかったらいいの!」  とても早口だった。ので、ガナーシャはその勢いにおされただただ頷いた。 「あ、うん……気を付け、ますね」 「あ、え、あ、さ、行くわよ!」  その様子にガナーシャはより首をか

      • 「英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない」第2話

        第2話:「おじさんはおなかがいっぱい」 『アシナガ様、おはようございます! 今日は寝坊せずに起きられました。アシナガ様のお陰です!』 『アシナガ様、大好きです』 『アシナガ様、朝の鍛錬してきました。最近、魔力循環がうまくなってきたように感じがします』 『アシナガ様、こちらは朝大分肌寒いですが、そちらは大丈夫でしょうか? 病になられぬようお気を付けください』 『アシナガ様、お返事は大丈夫ですから。ですが、目を通して頂いて私の気持ちだけでも伝わっていると嬉しいです』 『アシナガ

        • 「白髪、老け顔、草食系のロマンスグレーですが、何でしょうか、お嬢さん?~人生で三度あるはずのモテ期が五十路入ってからしかも、一度で三倍って、それは流石にもう遅い、わけではなさそうです~」第4話

          第4話:五十路、みる。 「えーと、美味しい」 未夜お嬢様が言葉を選びながら、お褒めの言葉を下さる。 気になる点は色々あるがそれでも嬉しいものは嬉しい。 「有難うございます」 「水みたい」 水みたい? 薄すぎたのだろうか。ジジイの舌では薄味も濃く感じてしまいのかもしれません。 「ああ、ごめんね。水みたいっていうのは、薄いとかじゃなくて、飲みやすいってこと。そうね……味の良い珈琲に対するおいしいじゃなくて、本当に澄んだ、そう、美しい味がする、文字通りの美味しい、美味だわ

        • 「英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない」第1話

        • 「英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない」第3話

        • 「英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない」第2話

        • 「白髪、老け顔、草食系のロマンスグレーですが、何でしょうか、お嬢さん?~人生で三度あるはずのモテ期が五十路入ってからしかも、一度で三倍って、それは流石にもう遅い、わけではなさそうです~」第4話

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        • Vオタ家政婦(連載)
          41本
        • [異世界ファンタジー]英雄たちのアシナガおじさん
          20本

        記事

          「白髪、老け顔、草食系のロマンスグレーですが、何でしょうか、お嬢さん?~人生で三度あるはずのモテ期が五十路入ってからしかも、一度で三倍って、それは流石にもう遅い、わけではなさそうです~」第1話

          あらすじ:300字まで 五十路の男、福家拓司(ふけ たくじ)は老け顔で恋愛運に恵まれず、フラれたり嘘告白をされたりし恋愛について諦め、バイト時代から働いていた喫茶店での仕事に一生懸命だった。だが、女オーナーが入院中にオーナーの息子からクビを言い渡される。路頭に迷う福家に声を掛けたのは喫茶店常連の南。南に誘われ、福家は執事喫茶に。福家は気づいていなかった。自信のとんでもないスペックと好意を寄せる女性達、そして、人生で三度あると言われるモテ期がたった一度ながら3倍でこれからやって

          「白髪、老け顔、草食系のロマンスグレーですが、何でしょうか、お嬢さん?~人生で三度あるはずのモテ期が五十路入ってからしかも、一度で三倍って、それは流石にもう遅い、わけではなさそうです~」第1話

          「白髪、老け顔、草食系のロマンスグレーですが、何でしょうか、お嬢さん?~人生で三度あるはずのモテ期が五十路入ってからしかも、一度で三倍って、それは流石にもう遅い、わけではなさそうです~」第3話

          第3話:五十路、占われる。 【白銀視点】 「お待たせしました」 私は未夜お嬢様の前に珈琲とセットのデザートを並べます。 お待ちいただいてる間は千金楽さんがお相手してくださっていました。 「うわ~、ほんとにアニメみたいな音」 「でしょう?」 どういうことでしょうか? 私の食器を置く音がアニメみたいというのは? 「白銀は無自覚チートですから」 「なるほどね」 むじかくちーと? 無自覚はなんとなく分かりますがちーととは? あとで辞書で調べましょう。スマホで調べろと千金

          「白髪、老け顔、草食系のロマンスグレーですが、何でしょうか、お嬢さん?~人生で三度あるはずのモテ期が五十路入ってからしかも、一度で三倍って、それは流石にもう遅い、わけではなさそうです~」第3話

          「白髪、老け顔、草食系のロマンスグレーですが、何でしょうか、お嬢さん?~人生で三度あるはずのモテ期が五十路入ってからしかも、一度で三倍って、それは流石にもう遅い、わけではなさそうです~」第2話

          第2話:五十路、執事デビューす。 【???視点】 それは福家さんがカルムをクビになったと知った日のLIN○グループ。 グループ『ロマグレの会』 六月十三日 YUI 『おはようございます! 今日、朝一でカルム行ったらロマグレ様いなかったんですけど、どなたか理由知りませんか!?』 8:12 Akemi 『アタシもお昼に行ったけど、居なかった。体調でも崩したんかなあ泣』 13:11 YUI 『え!? そうなんですか!? うそ! お見舞いとか行った方がいいですよね』 1

          「白髪、老け顔、草食系のロマンスグレーですが、何でしょうか、お嬢さん?~人生で三度あるはずのモテ期が五十路入ってからしかも、一度で三倍って、それは流石にもう遅い、わけではなさそうです~」第2話

          【感想】青春マッチングアプリ・1

          感想連投。 『青春マッチングアプリ』・1 江ノ島アビス先生 ざっくりとしたあらすじ 青春とは何だ、というとても青春めいた悩みを持つ目つきが悪いらしい男子高校生が青春のマッチングアプリというよりゲームアプリに従って、クラスのちょいワケアリ美少女と青春っぽい事をやっていくアオハルなハナシ。 感想 『そんなあやしいアプリやってんじゃないよ!』とツッコミを入れるのは野暮もしくは年寄りというもの。ただただ、若者の疑いをあまり持たずにチャンスととらえ前向きに青春してく様子を見て

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          【感想】やがて黒幕へと至る最適解・1

          感想などを書いてみようと思う。 『やがて黒幕へと至る最適解』・1 作:藤木わしろ ざっくりとしたあらすじ 主の死を回避する為に徹底的に情報収集し方法を考えた後に過去へと戻り少年となった男が情報などを元に最適解連発で仇を簡単に倒す物語であり、お姉さんぶりたい女性陣にジト目を向ける中身拗らせ27歳の少年のかわいさを見守る話。 感想のようなもの   忠誠心と恋愛経験値の少なさにより結構な拗らせを見せてめんどくさそうな27歳の男が主人公であればちょっとヤバい作品。だが、それ

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          マガジン原作大賞全滅!あと、ネトコンも。

          はじめて日記的なものを書きます。だぶんぐるです。 マガジン原作大賞、三作応募しましたが、全滅でした。 まだ、全ては読めていませんが、バイオレンス(ダーク)とラブコメ系が強かったのかなという印象ですね。あとは、企画書や文章の読みやすさもポイントだったのではないかと思います。 自分のはシンプルに技術不足だったんだろうなと思いますが、以前物書きコミュニティで編集の方にアドバイスを頂いた時に、 『マガジンらしさ』を意識した方がいい。ジャンプやサンデーとの差別化を。と仰っていただ

          マガジン原作大賞全滅!あと、ネトコンも。

          【短編】『ふふふ、身体は正直だなあ?』~わがままボディの白鳥さんはポーカーフェイス~

           隣の席の白鳥さんは無表情。  いわゆるポーカーフェイスというヤツだ。  お嬢様で美人。  髪の毛は黒髪ロングのさらさらで、肌も透き通るように白い。  身長はすらりと高くて、手足がとても長いのに身体は、その、ナイスバディ―、だ。  声もクール系で静かで綺麗で落ち着く声。  無表情だけど、それがまた、彼女にミステリアスな魅力を持たせているとは僕の親友談。  当然、モテる。 「し、白鳥さん! 今、いいかな!?」  今日もまた告白しにくる男子が。  しかも、隣のクラスのサッ

          【短編】『ふふふ、身体は正直だなあ?』~わがままボディの白鳥さんはポーカーフェイス~

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~

          54てぇてぇ『休日ってぇ、普通心安らげるもんなんだってぇ』 【天堂累児視点】  ナツノオフコラボの翌日、俺はリビングのソファーで目を覚ます。  いつの間にかソファーベッドになっていて。  いつの間にかパジャマの前が開いていて。  いつの間にか色んなシャンプーとかの匂いが混じっていて。  二の腕のあたりがちょっと湿っていて。  なんか左腕が痺れている気がするが気にしないでおこう。  前日までの疲れと昨日のちょっとしたダッシュ&シャウト。  それらが積み重なったのであろう爆

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~

          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#27

          第27話 おじさんは言えないことがいっぱい 「ん……? ここは?」  レクサスは目を覚ますと、自分が見知らぬ場所にいることに気づく。  黴臭く真っ暗な場所で、どうやら手足を縛られているらしかった。 「はあ!? なんでっ……? いや、待て……そういやあ」  レクサスは自身の状況に驚き混乱していたが、ここまでの記憶を辿り、顔を真っ青にして焦り始める。  ごろつき共にリアを襲わせた事、そして、その後、レクサス自身がリアを襲った事、そして……それをガナーシャに邪魔されたこと。

          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#27

          ライトノベル?】Vオタ家政夫#53

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~53てぇてぇ『休むってぇ、頑張る為に必要な事なんだってぇ』  数字。それは分かりやすい、そして、優しくて残酷だ。  姉さんやツノさんが100万人いった時みんな素直に喜んだ。分かりやすい目標を越えたから。  だけど、越えられない人間からすれば冷たい壁でしかない。  そして、日々それと向かい合わない

          ライトノベル?】Vオタ家政夫#53

          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#26

          第26話 おじさんは微笑聖女に怒られることがいっぱい 「おら、行くぞ。歩け」  その後、ウーゴ達をあっという間に倒したケンは、捕縛し冒険者ギルドへ向かうよう促した。三人は、指、手首、二の腕から胴体、そして、足同士もなんとか歩ける幅しか広げられないように結ばれて、さらに、口にも咬まされ、三人が繋がれ、一切の隙の無い状態だったため諦めたような表情で歩き出す。 「あらあら、ケンお疲れ様でした」  その時、短い銀髪の少女が現れ、ケンをねぎらう。ニナだ。ニナは微笑みを浮かべたま

          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#26

          ライトノベル?】Vオタ家政夫#52

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~52てぇてぇ『休むってぇ、時に怖い事なんだってぇ』 『いやあ、今日はまいったねー。折角のナツとデートだったのにさあ』 『いや、マジで流石と思った。湿度高い女連れてくと駄目だね。雨降るわ』 『湿度高い女言うな! 泣いてもっと湿度上げるぞ!』 〈湿度高い女w〉 〈流石、名刀長曾祢虎ナツ〉 〈ツノ様の角

          ライトノベル?】Vオタ家政夫#52