ダブドリvol.19 情報解禁!! 2月9日発売!!
こんにちは、ダブドリの宮本です。
1月18日にダブドリvol.19の情報解禁をダブドリ公式SNSにて行いました。
制作にご協力いただいたクラブ、スタッフの皆様、そして関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。
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今号を制作するにあたり、日本バスケの歴史を作り上げてきたレジェンドたちへ、最大の敬意と感謝を伝えたいと考えました。
ダブドリ編集部の中で、「ニック・ファジーカス選手を表紙にしたい」という話が出て、完全に同意!と思ってすぐに「だったら、桜井良太選手……」と思いました(笑)。(北海道出身の宮本)でも、そのあとすぐに朝山選手の顔も浮かんだんです。
その時に、ダブドリVol.19の軸が決まりました。
日本バスケを作り上げてくれたレジェンドたちへの敬意と感謝。(と同時に桜井選手をレジェンドと呼んだら、折茂さんが「いやいや、桜井はレジェンドじゃないから、レジェンドは俺だから」というところまでイメージが湧きました(笑)。)
ただひとつ……思ったことがあります。
これはダブドリらしいのだろうか。
Vol.18は原点回帰という側面もありましたが、その次にこの流れは「ダブドリらしいのだろうか……」
でも、その時にしか伝えられないことがあると思ったんです。
終わってから気づくこともあるけれど、それ以上に終わる前に気づいて行動をしたい。
終わってから、「ありがとう」ではなく、
終わりまでの旅路を一緒に歩みたい。
そんな時、発売日を設定するためにカレンダーを見ました。
「2月9日……ニックの日……もう運命じゃん」
そう思いました。
そんな流れには乗るべきどころか、思い切り乗らなくてはいけないと個人的に思っています。
実際、昨年の同じ時期に作ったダブドリはもう少し後に発売されています。ゆえにめちゃくちゃスケジュールはタイトでした。しかし、それを作り上げることこそが日本バスケを作ってくれたレジェンドたちへの敬意であり、感謝を示すことだと思ったんです。
それによって、特にデザイナーのトミさんには多大な負担をかけてしまいましたが、それと同時にトミさんの凄さを今回も感じた時間でもありました。
そして、トミさんの言葉にモトさんの凄さを感じました。
「こうやってみんなで意見を出し合ってさ、言い合いみたいに見える時もあるかもしれないけど、俺がイメージしたもの以上のものができた瞬間がたまんないんだよね」
僕にそう言ったトミさんの想像を、もとさんは超えていったんです。
ニック選手のインタビューはれおさんが担当してくれましたが、zoomなのにこんなに楽しそうに話すニック選手を見ていたら、話を止められずにかなり時間がオーバーしてしまいました。(川崎さんごめんなさい)
でも、そうやってみなさんにインタビューをさせてもらう中で、それぞれの話や思いが交差していく瞬間は、トミさんの言葉を借りれば
「想像を超えたたまんない時間」
でした。
それと同時に、レジェンドたちの凄さを改めて感じましたし、もっと応援したいと思った。
そして、ニック選手、桜井選手、朝山選手に引き寄せられたかのように、怪我でコートを離れていた本村亮輔選手や新しいチャレンジをスタートさせた川村卓也さん、中原AC、インカレ優勝に賭けた白鴎大学という組み合わせは必然だったのではないかとさえ感じました。
僕の一番好きな言葉が。
「人間は一生のうち逢うべき人に必ず会える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに。
しかし、うちに求める心なくば、
眼前にその人ありといえども、縁は生じず。」
まさにそんな1冊となりました。
逢うべくして逢ったこのストーリー、そして選手たち。
魅力的な人には導かれるように自然と人が集まり、そして今だからこそ振り返ったり、思い出したり、覚悟を決める瞬間がより彼らを輝せて、僕らもそんな彼らの姿に何度も魅了される。
大事なのは想いであり、そういう繋がりだと改めて感じました。
そんな1冊を自分の推し選手やチームだけでなく、隅々まで大切に読んでもらえたら嬉しいです。
今回も最高の表紙を作っていただいたデザイナーのトミさん、カメラマンのもとさん、アメリカからニック選手のインタビューを担当してくれたれおさん、ダブドリらしさを出すための様々なインタビュアーの組み合わせに快くご協力いただいた選手、関係者の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
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今回の内容紹介
ここからはダブドリロングインタビューと各コラムを宮本目線で紹介させていただきます。
【インタビュー1 川崎ブレイブサンダース ニック・ファジーカス】
コートで戦う時の真剣な眼差しとは全く違う、お茶目で優しいニックが印象的でした。僕は全く英語がダメなのですが、ニックといろんなことを話しました。(日本語で笑)先ほども書きましたが、この表紙は想像を超えたものになったと思っています。トミさんやもとさんの実力と想いはもちろんですが、そこにはやはりニックの想いと魅力もあったのだと思います。インタビューはキャリアをたどります。「ニックにもそんな時があったんだ」と感じるエピソードは僕にとって意外でした。これを読んだら、間違いなく今までとは違う角度からニックを応援したい気持ちが出てきます。
【インタビュー2 レバンガ北海道 桜井良太】
言わずもがな、僕の地元北海道のスーパースター桜井さんを、トヨタ自動車時代の同期で親友の横浜エクセレンス石田さんがインタビュー。大柴さんが前に、「石田にインタビュアーをやってよって言ったら、桜井さんならって言ってたよ」ということで、本当にオファーさせていただきました。どちらもめちゃくちゃ忙しい中、お二人と両クラブのご協力があり、なんと東京での取材が実現! 本当に感謝しても仕切れないのですが、僕は北海道に帰りたかったのも本音(笑)。内容は二人の掛け合いがなんとも癖になります。読み終わったのにまた読みたくなる。何より二人の人生には常にお互いがいるんだなって感じて、そんな存在がいることが羨ましかったです。個人的にはいつもと違う石田さんが見れるのおすすめポイント(笑)!
【インタビュー3 広島ドラゴンフライズ 朝山正悟】
インタビュアーはチームメイトの寺嶋選手。これはもう黙って読んでください。後悔しないから(笑)。きっかけは寺嶋選手がダブドリで書いてくれているコラムでいろいろと話していた時に、「朝さんと対談とかしたいですね」とポロッと言ったところからでした。その時に僕の中でイメージが沸いた。そしてそれが現実となりました。何より寺嶋選手も同じイメージを持ってくれていたことが嬉しかったです。メインの朝山さんはなんでそんな爽やかな風が流れてるんですか?!というぐらい気持ちのいい、魅力しかない方でした。男が惚れる男。こんな方は初めてでした。インタビューの中に喜怒哀楽の全てを詰め込んでくれた永久保存版です。
【インタビュー4 熊本ヴォルターズ 本村亮輔】
今シーズンは絶対に本村亮輔の話を聞きに行こうと思っていました。そして実はちょっと違ったこの企画。その辺はダブドリSOCIOで話します(笑)。内容と話はそれますが、本村亮輔のすごいところは今回のインタビューで熊本に行って、たくさんの出会いをくれたこと。それだけ彼は熊本を愛し、熊本に愛されているんだと感じました。今まで聞かれなかったということも聞いたし、これはいいのかなっていうことも聞きました。真摯に向き合ってくれた亮輔に感謝したいし、まさか情報解禁日にインジュアリーリストから抹消されるとは思わなかったので、これも何かの縁だと思いました。
【インタビュー5 川村卓也】
色々考えた時に、「今、この人の話を聞かないと一生後悔する」と思いました。そしてすぐに連絡し、届いた返事は「僕なんてインタビューしてもしょうがないですよ」でした。失礼な言い方ですが、もしかしたらノリノリで「やりましょう!」って言われたら、「あ、違ったかもな」って思ったかもしれません。それでも、僕は自分の直感を信じました。今回は絶対に川村卓也の話を聞かないといけない。結果は本当に聞いてよかったです。心の底からそう思いました。インタビュー終了後、一緒に皇后杯を見にいきました。代々木第二の皇后杯で川村さんを見つけた人はダブドリ買ってくださいね! あれ、インタビュー直後です(笑)!
【インタビュー6 福井ブローウィンズ 中原雄】
僕もコーチ経験者、ライセンス保持者として、コーチたるものを学ぶ素晴らしいインタビューでした。バスケットボールって奥が深いなーって最近すごく思っているんですが、これを読んで、ヒントをすごくもらました。間違いなく、福井ブローウィンズの見方が変わります。中原さん視点でぜひ、福井をお楽しみください。
【インタビュー7 白鴎大学女子バスケットボール部】
これもまさに出会いでした。実はこの枠、候補に目星をつけていたんです。でも色々あり、うーん……って悩んでいたら、ある大学生と出会いました。それが学連の橋本さんです。取材にいった大学女子のリーグ戦、山梨学院と専修の2時間、思いの丈をずっと伝えてくれました。しかもずっと立ったまま(笑)。「大学バスケの魅力をもっと多くの人に届けたいんです」彼女のまっすぐな思いが、今回のインタビューとなりました。インタビューには出てこない、大学バスケに関わる全ての人の想いも届いたらいいなと思っています。
【Bの源流 岩手ビッグブルズ 鈴木裕紀】
個人的に一番話を聞いてみたかった人でした。自分もコーチをしていた時に感じていたいろんな感情を思い出し、そして心にくるものがありました。これもまさに、逢うべくして出逢ったと言えるのかもしれません。源流は鈴木裕紀さんに繋がります。
【夜明け前 早稲田大学 倉石平】
夜明け前は倉石平先生に続きます。結論だけ先に言うと、めちゃくちゃ面白かったです! 個人的には一生聞いていたかった。経験も学びも深すぎで沼です(笑)。今回はより深掘りしていただくために、大学時代から親交があると伺った船岡未沙希さんにインタビュアーをお願いしました。必読です。
【スナックささら 横浜エクセレンス 西山達哉&増子匠】
今回のご来店は横浜エクセレンスの西山達哉選手&増子匠選手です。人見知りを公言する二人の固い感じから、最初はちょっと不安も感じましたが(笑)、さすがささらママ。最後はいろんな話が飛び交いました。自分に目を向けると、能代工業と全く関係ないのに、能代事情を能代工業OBの西山選手に聞かれて、ナチュラルに答えるっていう謎のやりとりがありましたのでお楽しみに(笑)。
引き続きコラムも満載!
広島ドラゴンフライズの寺嶋良選手のコラム「寺嶋良」とは1%の才能と49%の努力と50%の読書である。
今回は寺嶋良の素顔がいつもより顔を出してくれた気がします。
B1に昇格した仙台89ERSを追う「GRIND」
青木崇の欧州籠球狂熱報はヨーロッパの有数のダービーを。
宮崎哲郎のバスケ通信は川崎ブレイブサンダースで学んだこと。
さいたまブロンコス泉秀岳の新米コーチ奮戦記はガチトーン。
お馴染みのON MY FRIDGE、シネトラ、ちょっと聞いてよ岡田先生、BALL TONGUE営業日誌。
そして、ダブドリ探検隊は初の1人探検隊?
今回も読み応え満載の1冊です。
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