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エンドラインからの景色 vol.61 B1 第7節 秋田 vs 三河 会見

エンドラインからは選手たちの熱く激しいプレーや、そこからしか見えない表情がある。ダブドリ編集部が撮影した中から厳選し、写真とともにゲームを振り返っていく。vol.61はB1第7節の秋田vs三河の試合を写真で振り返っていく。最後に会見の様子を掲載する。(写真・文 = 宮本將廣)

シーホース三河 ライアンリッチマン 会見

宮本 素晴らしいシュートパーセンテージを残せました。秋田さんのディフェンスはかなりボールにプレッシャーをかけてくるので、逆サイドが空いてきます。そこを終盤などはレイマン選手などがしっかりとシュートまで持ち込んで決めることができました。ゲームプランとしてはそこに持ち込むためにどんなところをポイントにしていたのでしょうか?
リッチマン ゲームプランとしてはおっしゃられたところを狙っていました。自分たちのチームには素晴らしいスカウティングがでからコーチとビデオコーディネーターがいます。今回はナヅナがその担当で、彼女が自分たちのオフェンスが成功するために必要な情報を準備してくれたことが本当に大きかったです。ただ、ゲームの内容的には18ターンオーバーがありました。それは誇れる数字ではありませんが、秋田さんのような素晴らしいプレッシャーをかけてくるディフェンスチームには起こり得ることだと考えていたので、そういった難しい状況を乗り換えて、自分たちが成長できたと感じています。前半に関してはオープンシュートは作れていましたが、なかなか決められることができませんでした。ただ後半も同じようにシュートを打つ機会を作れたことで、その中で大切なシュートを決められたと感じています。もうひとつ付け加えるとしたら、西田選手も素晴らしいパフォーマンスをしてくれたと思います。アヴィ選手も素晴らしい活躍をしてくれました。そこにプラスしてレイマン選手も素晴らしい活躍をしてくれました。これまでの自分たちがなかなかうまく行かない状況だった中で、オフェンスで西田選手が打開してくれたことは本当に素晴らしかったと思います。本当に西田選手に関しては、本当に努力しています。そういった努力は日の目を見るまでに時間がかかってしまうものですが、その中で今日、彼が結果を残してくれたことはすごく嬉しく思っています。
宮本 前半の西田選手のプルアップのスリーポイントはこのゲームのポイントだったと思います。彼が力が発揮できるようになってきたのはなにかきっかけがあったのでしょうか?
リッチマン そこに関しては彼を信頼し続けること。やっていることを信じ続けることがキーポイントだと思っています。シーズンにはアップダウンがあるものです。彼はずっと変わらずにハードワークをし続けてくれています。やはりそれ以上に大事なことはありません。そういった努力をやり続けてきたからこそ、こういう結果を出してくれたと考えています。その中でも、塩野アシスタントコーチが彼にワークアウトをしてくれています。そして、昨シーズンの名古屋D戦が彼のベストゲームだと思うのですが、その素晴らしかった試合の映像を、試合前に彼に送ったりしていいイメージで試合に迎える環境を作ってくれました。結果が出たことは塩野コーチや西田選手の日頃の努力。この2つが彼の成長に繋がっていると思います。

秋田ノーザンハピネッツ前田HC、熊谷選手会見動画


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