ダブドリvol.21 情報解禁!! 10月30日発売!!
こんにちは、ダブドリの宮本です。
10月1日にダブドリvol.21の情報解禁をダブドリ公式SNSにて行いました。
制作にご協力いただいたクラブ、スタッフ、選手の皆様、そして関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。
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2024-25シーズンが始まり、21号目を出すことができました。改めてご協力いただいた皆様、応援いただいている皆様にお礼申し上げます。
今回のダブドリを作る際にダブドリメンバーで2つの話が出ました。
・ワールドカップ、オリンピックを振り返り、これまでとこれからの日本代表という視点
・レジェンドたちが引退したこと(Vol.19でレジェンド号)を受けて、その後のフランチャイズになる選手たちを取り上げよう
ダブドリVol.21は、僕が編集長になってからのダブドリにおいてひとつの終わり、そして始まりと言える号となったと感じています。
これは狙った部分、そしてたまたまな部分の両面があります。
僕が編集長になってから、沖縄でのW杯が決まっており、出場権を獲得は決まっていませんでしたが、その先にパリオリンピックが控えていました。
だからこそVol.17では、日本バスケを牽引してきたベテランたちに話を聞き、日本バスケが積み上げてきたものをテーマにしました。Vol.18でも渋谷の3選手に話を聞き、次世代の日本代表候補の角田太輝選手などにインタビューをしました。
Vol.19はレジェンド号として、昨シーズンで引退を表明していた日本バスケのレジェンド選手たちを取り上げさせてもらいました。
Vol.19はひとつの完成形だと感じていたので、Vol.20はちょっと趣旨を変え、ダブドリの原点回帰も含めて、あえて当時の流れに抗います。
「日本バスケにはこんなにすごい選手がいるんだよ!」という特集でした。
ただ、その中にも「日本代表」という視点は入れたかったため、当時から日本代表の候補だった佐々木隆成選手をインタビューさせてもらいました。
全ての号の先にパリオリンピックがあったことは間違いありません。
日本バスケが盛り上がる、日本バスケが強くなる。
個人的にはダブドリもその一端を担いたいと考えています。
繰り返しになりますが、Vol.19が僕の中ではほぼ完成品だと思っていました。
「これ以上のものは作れない……」
そう思っていたのですが……
終わりがあれば始まりがあります。
そういう意味で、ダブドリVol.21は
終わりとともに始まりを告げる1冊になったと思います。
日本代表を振り返り、新たなスタートを切る選手
クラブを背負う覚悟を胸に戦っていくフランチャイズになり得る選手たち
そして、同時に彼らは今後の日本代表選手にもなり得る選手だと思っています。
ダブドリVol.21はそんな「終わりと始まりのストーリー」です。
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1点加えさせていただきたいと思います。
そういったテーマで選手たちにインタビューをしましたが、
選手たち自身が、「いや、まだそこまでは……」
というリアクションがあったことも事実でした。
ただ、読み進めていくと最終的には僕が(そしてれおさんの)想い入れの強い選手たちが集まりました。
これからの日本代表、そしてクラブを背負ってほしい。
ダブドリVol.21はそんな想いを手紙のように届ける1冊にもなった気もしています。
それが正しい形かどうかはわかりませんが、
ひとつの時代が終わったときに、
「頑張ってほしい選手」に「頑張れ」と伝えたかった。
それが個人的な本音でもあります。
だからこそ、隣の席に座って聞いているような感覚で読み進めていただけると、より楽しめる1冊なのかなと感じております。
今回の内容紹介
ここからはダブドリロングインタビューと各コラムを宮本目線で紹介させていただきます。
【インタビュー1 長崎ヴェルカ 馬場雄大】
この取材はインタビュー04の北海道取材と重なり、帯同することができませんでした。雰囲気も知りたかったので、文字起こしを行わせていただきました。普段は外国籍選手を担当いるれおさんはスラスラと英語で話を進め、外国籍選手がチャーミングな笑顔で、すごく和やかな雰囲気で話が進んでいきます。僕は英語がさっぱりなので隣に座ってその光景に微笑んでいるだけです。そんな中、今回は音声ではありますが、一番最初に感じたのが……「れおさん、ちょっと緊張している?!」でした。冷静な馬場選手と少し言葉を探るれおさん。それもそのはずです。れおさんは筑波大学時代から馬場選手を追いかけてきました。念願のインタビューです。インタビューが進むにつれて、しっかりとリズムを掴み、Gリーグのこと、オーストラリアのこと、代表のこと、そしてプラスαが詰め込まれた今読むべきインタビューになったと思いますので、お楽しみに!
【インタビュー2 秋田ノーザンハピネッツ 中山拓哉】
最初のやりとりは、「ノボルが移籍したから、もう来てくれないと思ってましたよー」(栗原選手も熊谷選手も笑)でした(笑)。いやいやいや、あなたに話を聞かずに今シーズンはスタートできません。それが中山拓哉選手でした。そもそも、ダブドリnoteのインタビューで、「いつかどうやって中山拓哉が作られたのかも聞きたい」という話をしていました。ただ、ここまでなかなかテーマに合わなかったことも事実です。中山選手とは今更遠慮する関係でもないということで、本気のインタビュー1本勝負をしてきました。僕が聞きたかったことは全部聞けました。それが皆さんと同じであると僕は思っています。(そうであってほしい笑)
【インタビュー3 アイシンウィングス 野口さくら】
僕が編集長になってから、女子選手の枠を作っています。今回は野口さくら選手を特集させていただきました。今回、Wリーグ所属の女子選手としては、初のメインインタビュー(18ページ)になります。(表紙を飾ったエブリン選手は当時夏休み中)彼女はそれに値すると思っているし、今回の代表選考を戦い、クラブの顔に、そして代表のエースになるべき選手だと思っています。北海道で行われた日本代表の強化試合では怪我を押して出場しました。その日1番の歓声は野口選手のプレーだったと現地で感じたんです。その時に「絶対に野口さくらのインタビューに行こう」と決めました。残念ながら、オリンピックメンバーには選ばれませんでしたが、だからこそ聞けなかった当時のことも含めて、彼女の想いをたくさん聞いてきました。野口さくらファンだけでなく、これからの女子バスケのためにも、女子バスケファンの皆さんに読んでほしいインタビューです。今まで女子バスケに興味がなかった人も、これを読めばきっと彼女を応援したくなるはずです。
【インタビュー4 レバンガ北海道 島谷怜、菊地広人、中野司、松下裕汰】
僕の地元北海道のレジェンドが引退しました。折茂武彦、桜井良太。この2人がいなかったら、今北海道は数少ないBリーグクラブのない都道府県になっていたかもしれません。4選手には昨シーズンもダブドリnoteでインタビューをさせていただきました。島谷選手、菊地選手、松下選手は大学のことから繋がりがあります。中野選手はダブドリnoteのインタビューまで面識はありませんでしたが、すごくまっすぐに本音を話してくれました。そんな彼らがレバンガ北海道でプレーをしてくれる。そんな彼らを応援したい。頑張ってほしい。そんな想いでこのインタビューに向かいました。また、桜井良太GMのインタビュー時に広報さんから「なんとかうちの若手も……本当にいい選手がたくさんいるんで」と言われた時に、「良太さんの引退が決まっている以上、その先のレバンガの顔になるのは誰かまでやりたいですね」と話していたことが実現しました。広報さんには本当に感謝です。そんな広報さんの想いも詰まったインタビューだと思います。今シーズンをともに戦うレバブーは是非とも読んでもらいたいし、彼らの魅力を一人でも多くの人に届けられたらと思います。
【インタビュー5 ファイティングイーグルス名古屋 内尾聡理、神田壮一郎】
実はこちらは最初の段階では予定されていなかったインタビューでした。1号に1つぐらいある、「スケジュールが合いませんでした」という緊急事態。(チームはやりたいと言ってくれているんだけど、日程に折り合いがつかない切ないやつ)双方ギリギリまで粘って、「なんとかやりたいですね」と粘っていたのが逆に仇となり、自分たちを追い込むことになりました(笑)。そこでFE名古屋の広報さんにご連絡……。「あのー、こういうことがありまして……」というと、「絶対にやります!すぐに日程を確認します!」と言ってくれ、即日で調整いただきました。それがなければ、実現できなかったこのインタビュー。では、なぜ内尾選手と神田選手だったのか。そこはまたダブドリSOCIO限定のトーク会でお話ししたいと思います。
【インタビュー6 群馬クレインサンダーズ カイル・ミリング】
広島を優勝させて、群馬へ。なかなかないキャリアの歩みをしたカイル・ミリング。広島時代から彼のすごさを感じ、考えを聞いてみたいと思っていました。選手やコーチに聞くと、「普段はただのいいおっちゃん」とみんなが言います。そんな彼のコーチとしてのあり方をマササ・イトウさんが聞き出してくれています。毎回学びが大きいこのインタビューシリーズですが、群馬ブースターだけでなく、Bリーグをみている全ブースターに呼んでほしいインタビューです。
【インタビュー7 サンロッカーズ渋谷 大森康瑛、松下湊人】
これまで個人的にベテランのキャリアが伸びてきているという視点でのインタビューが多かったと思います。しかし、若い選手に素晴らしい選手がたくさんいます。それがこの2人です。Bユースができて、僕も現場に取材に行くことがありますが、さまざまな課題感を感じることがあります。ただ、彼らなら変えてくれそうな気がしていた。そして、実際に変えてくれたと思っています。ぜひ、2人を多くの人に知ってほしいですし、まだまだ若い2人だからこそ、伴走するファン、ブースターの存在が必要だと思います。これまでユースを全く知らなかった方もぜひ呼んでください。ユースからこんなに素晴らしい選手が生まれています。
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