載せてもらった
愛読している「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません」香月美夜著。
「小説家になろう」からの書籍化、コミカライズ、アニメ化という王道を辿っている作品だ。一応本編は完結したことになっているんだけど、完全に伏線を回収できていなくて現在は続編が連載されている。
以前書いた記事↓
老若男女に海外に、ますます人気が出て舞台化となり、来年は制作会社を変えてのアニメ公開が控えている。
さて、完結記念の一環として原作者が希望したイラストコンテストが開催されるというので、私もこっそり応募してみた。イメージが浮かんでから完成まで半月くらいかかったかな？二次創作はあまりやらないんだけど、ファンアートということで。主人公含め人気キャラクターは皆が描くと思ったので、あえてのソランジュ先生（高齢女性図書館司書）という逆張り笑。いやもう自分に年齢が近いキャラクターだし。
こういうのを描いたのはホントに久しぶり。歳を取ってきてからじっくり取り組むことができなくなってきて、普段は勢いで短時間でちゃちゃっと描くだけだった。だから背景まで描き込んでちゃんと一枚絵として仕上げられて、すごく達成感があった。アプリケーションが簡単にゲタを履かせてくれるのがありがたい。
だけどこの背景（図書館）はコミックを読んでいないと出てこないし、先生の服もふぁんぶっくの設定を参考にしているし、それなりに関連書籍を購入しているよアピールもしている。
6月の終わりに送って満足していたら、7月25日にTOブックスからメールが届いた。
香月美夜先生にご意見を頂戴し厳正な審査をいたしました結果、
応募された作品が《入賞》されましたのでお知らせいたします。
おめでとうございます。
職場で休憩中に開いて、っしゃー！とガッツポーズしてしまった。まだ行けるぜ自分。
〝受賞〟ではなくて〝入賞〟なので、その他大勢扱いなんだけど、ちゃんと原作者に意図が届いたようでむっちゃ嬉しい。イラスト集が出来上がったら一冊送ってくれるって。自分が描いたのがどれくらいの大きさになるのか不明だけど、印刷物になるのって何年振りだろう。
いやっふう！ありがとうございました！
それにしても、続編でフェルディナンド様が消えかかったままなので早く続きが読みたいし、自分が死ぬ前に伏線全部回収してほしい。
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…って8月初めにこの記事を書いてたんだけど、イラスト集が出版されるまで黙ってろと版元に言われたのでここまで我慢して楽しみにしていた。で、今月に入って住所変更は無い？という確認のメールが来てから発売日の9日にクロネコヤマトで現物が届いたよ！ひゃっほう！
応募総数約420枚だったそう。B5判で112pの誌面には力作が並んでいる。すごい、皆上手だ。大半は描画アプリを使っているみたいだけど、紙に画材で描いているアナログの作品もあった。やっぱり私が出したものは異色であった笑。画力の不足は、題材選び（こういうのは年の功）でカバーする。
ふはははは！まさかアラカンのBBAが応募していたとは皆思うまい！
それにしても、こういう作品の発表の場があるのは僥倖。もしもネットが無かったら、私は多分ハガキ職人というか投稿魔になっていたと思うんだ。