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老いてきた母を支えることになった!「近くで見ているとわかる!?年を取るとこういうことができなくなるんだ」
母と私の娘(孫)が暮らすようになって、しばらくして2人が過ごしやすいようにと各自の部屋が持てるように引っ越しをすることになった。
娘の引っ越しの条件に、「ペット可」「庭付き」が挙げられる。
我が家で生まれた二匹のトイプードルのうち、一匹を飼いたいらしい。元々、犬好きの母も、喜んでいた。
歳をとると車の運転ができなくなる
80歳でももっと年上の方でももちろん運転はできます。が、高齢者の車の事故が多発し、TVでも毎日のように放送されている時期でした。
今迄生きてきて、終活を考える年になりもしも事故を起こしたら・・・。
そんな辛い思いをさせたくないと、相談し免許の自主返納をすることなりました。
母がちょっと病院へ!ちょっとスーパーへ!車の運転ができないと、本当にちょっと移動というのが難しく、その度に誰かが動かなくてはいけません。
頼りにする人は、もちろん私や私の娘になるのですが、まだ働き盛り。なかなか時間がとれないのが現状。
そんな時に見つけたサービス!(うちの母は実施している地区の隣だったので、利用できなかったのですが)
『チョイソコおのくめ』
お年寄りの強い見方!「チョイソコおのくめ」
いわゆる、お年寄りの乗合タクシーのこと。地区の中にある停留所間が利用できます。
停留所には、病院だったりスーパーだったり、銀行や支所だったりと、生活上必要不可欠な場所が登録されています。
月額利用で、行きたい場所へ連れて行ってもらえるとあって、見つけた瞬間は本人よりもサポートする側の私たちの方が嬉しくて飛び上がりました!
利用はその地区の住民だけ
仕方のないことですが、サービスを受けられる範囲が決まってました。
今の家から徒歩3分くらいのところにある停留所・・・。近くなのに・・・。
利用できないのは、本当に悲しい・・・。
自分が年をとった時、今住んでいる場所はどうなんだ?
『年をとると、自分の住む場所も考えないといけない。』と漠然と考えるようになりました。
いずれは、サポートしてもらう側になります。
そんな時に、サポートしてくれる人がいればいいけれど、差し伸べてくれる手がない場合もあります。
それらも、母を支え始めたからこそ見えてきたこと。
母の困りは、今後の自分の困りでもある。
せっかく教えてもらって、気づかせてもらっていることに感謝しようと思う毎日なのでした。