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いまは「あたらしい」に浸かっていたい。

「あたらしいって素晴らしい!」と最近つくづく思う。

というより「あたらしいこと」を嬉しがれる自分が少し新鮮で楽しい。
前も書いたが5月後半に仕事をやめて、先週から新しい職場のお世話になっている。

前職と業種は同じなので本質的なところは同じだけど、システムが違う。
業務の方向性は理解しているけど、動作の違いを飲み込むまでにもう少し時間がかかりそうで不安になる。けれどもこんな「不安」というマイナス方向の感覚にすら若干の喜びを覚えている。

何事にも初心でいることは大切だけど、新しい環境で本当に新人さんという立場になり、リアル初心を久々に体感している。

この歳(来月36とか何かの間違いな気がするケド……)で抱く初心ってなんだか貴重な気がすると同時に懐かしい感覚もある。
いまはこの初心の気持ちにたっぷり浸かって堪能したいと思いつつも、早く役に立つ足軽ぐらいにはなりたいというか、この日常をルーチン的な視点で流すようにならないように気を付けたいところである。

昼間は仕事を変えるという大変革の只中におりますが、更なる「あたらしい」もあった。

DJ友達の紹介で、いままで出たことないDJイベントにお呼ばれしたのです。しかもそのイベントは日本語ラップオンリーのイベント。

これもまた良かった!
主催の子は25歳のラッパーの男の子(っていうのも失礼かもだけど)で、DJも難なくこなすし、どんなにテキーラのショットを喰らっても顔を赤らめながらお客さんとのコミュニケーションを取ろうと尽力する。

なんなんだ、なんでそんなに良い奴なんだ。
全然悪ぶってないし、純粋に好きなラップとヒップホップ、音楽を追求したいって淀みの眼(まなこ)でマイクを通して語っている、すごい……。

すごいピュアでおじさんは、なんか感動しましたよ。

たぶん僕が25歳のころなんて思い返すと、周りのDJとか先輩も含めて「全員殺す!」とか思ってましたよ!

極力は表には出さなかったと思いますが、内心はそんな殺伐とした感じでしたし、たぶん何かしら醸した上に、気づかずに漏らしていた気がします。

今でこそこんな風に文字で書けていますが、思い返すと恥ずかしいのでもうこの想い出醸造蔵の門は閉じてコンクリで硬めますケド、25歳の彼のように素直にできなかったな~という気持ちが湧き上がって恥ずかしくなりますわな。

まさに「汚れつちまつた悲しみに」って感じです。

あたらしい環境や世界、他人と関わることで世界は意外に開けてくるし、心はいかようにも変容しうることを実感している今日この頃ですな。

あ……やべぇ、その辺のクソみたいな自己啓発本を開けば、目次の三行目にはドヤ顔で書いてありそうなことを普通に書いてしまっている……ッ!

みたいなこと書いておきたくなってしまうところが、結局自分のダメなところなんだとも思うね。

来月からまたYoutubeの映画レビュー配信を再開していこうと思いますので、乞うご期待という感じです。

最後まで読んでいただいた皆様、ありがとうございます。
皆さんが最近やった、知った、感じた「あたらしい」は何ですか?

もし良ければ気軽にコメント欄にでも書き込んでくださいな~!

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