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今すぐサッカーが上手くなるコツ‼️ピッチ外での行動は、やっぱりピッチ内に繋がっている。

僕なりのサッカーが上手くなるコツをお伝えします。

家で何もしなくても
・ご飯が出てくる。
・もちろん食器は洗わない。(片付けもしない)
・使った衣類は綺麗に洗濯され、綺麗に畳まれている。
・翌日のサッカーの準備をしてもらえる。
・部屋の掃除はしてもらえる。
・グラウンドまではもちろん送迎。
・以上の事をやってもらって当然だと思っている(ありがとう。は勿論言えない。)
そんな育成年代の選手には是非読んで頂きたいです。

サッカーが上手くなるコツっていうテーマで巷にはたくさんの情報が出ています。
このSNS社会においてその大半は無料で受け取れる。
物価が上がったこの日本において少しでも安く質の高い情報を得ようとするのは、至極当然の事でしょう。

そしてそのほとんどはピッチ内でのプレー面についてのコツだと思いますが、僕はピッチ外にも、サッカーが上手くなるコツは隠れていると思います。

やりたくないですよね。
出来れば楽したいですよね。
気持ちは分かります。
でも、逆に人が嫌がる事が出来る選手はチームにとってとても大事な選手になる可能性があります。

サッカーは11vs11のチームスポーツ。
自分以外に審判も含めたら22人が、105m×68mのピッチの中にいます。
会社でも組織でもなんでも、関わる人が多くなれば考え方も多様で、色んな考え方の齟齬が起き、それを完全にとは言わないまでも、ある程度埋める作業が必要になるのはあるあるですが
サッカーも例に漏れず、色んな事がピッチ内に起こります。
え?こんなことが?という事が失点に繋がる競技である。
レベルが上がれば上がる程、相手は小さな隙を見逃さず、チャンスにし得点を奪う。それで負ける事は往々にしてある。
プロなんかもっとだ。

そんな戦場に立つ事を夢見てるのであれば、ピッチ外での違和感なんかには直ぐに気づいて欲しいものである。

そうしないと、刻々と移りゆくピッチ内での変化なんか、これっぽっちも気づけないだろう。
言わばピッチ外はピッチ内での異変に気づく練習だと捉えると、ピッチ外でもスイッチを切っている場合ではなくなるし、走らなくても出来る良い練習だと思って欲しいです。
また、ピッチ内に立つ資格を得る。信頼を得る。と捉えても良いと私は思う。
どうやって人の信頼を得るか、というのは凄く難しい。

「信頼を得るには一生。信頼を壊すには一瞬。」
という言葉があるように、一日、人が変わったようにやっても、信頼は得られない。
そんなのは標準装備であって欲しい。

例えば、ラインの近くに何か物が置いてあった場合、傷害予防・ラインギリギリまでパフォーマンスを発揮させられるようにという観点から物を退ける。

例えば、試合中のウォーミングアップ着が相手チームのユニフォームと同じ色なら、ビブスを着る。

例えば、飲水タイムが近づいたら、飲料を準備する。

ピッチ内で起きている事に、スタッフと選手のどちらが先に気づいた方が良いでしょうか?
答えは簡単「選手」ですよね!
だってプレーしているのは選手ですから、対応出来るのも選手だけなんですよね。
だから、ピッチ外でもスタッフに言われる前に気づいていかないと、ピッチ内では相手がいますが、ピッチ外では相手がいないですから(考えようによってはスタッフに先に言われたら失点という考え方も面白いかも笑)ピッチ内で良いプレーなんて出来ないと思っています。

家で何もしなくても
・ご飯が出てくる。
・もちろん食器は洗わない。(片付けもしない)
・使った衣類は綺麗に洗濯され、綺麗に畳まれている。
・翌日のサッカーの準備をしてもらえる。
・部屋の掃除はしてもらえる。
・グラウンドまではもちろん送迎。
これはつまり、どういう事ですか?
自分がやりたいサッカーのはずなのに、自分から気づいて行動せずとも、ほぼ何も考えずとも、グラウンドに行けて、グラウンドから帰って来れてますね。
それは、ご両親が先回りしてやってくれていますね。
(子どもは両親に甘えるのが務めかもしれませんが、ずっとはあなたの面倒を見れないのも、きっとお互い気づいていますよね。)
(ちなみに上記の項目を自分から気づいて行動すると、色んな感覚が刺激されて、それもサッカーの上達に繋がると僕は思います。)

果たしてその環境で、ピッチ内の異変に、相手より先に気づいてプレー出来ますでしょうか?
相手より先に気づかないとサッカーの醍醐味である駆け引きで後手を踏む一方です。
相手の逆を取るどころか、こちらの逆を取る必要もなくやれてしまうと思います。

今年ステップアップしたJリーガーの話をお世話になってる方から伺いました。
その選手は以前は「俺はこうなんで!!」みたいな頑固な選手で他人の意見も聞かず、表情も固く、ピッチ外の事もあまりやらず、やはり伸び悩んでいたそうなのですが
次第にピッチ外の事をやるようになり、表情も柔らかくなり、他人の意見には「それ良さそうですね!やってみます!」となったら、やはりプレーも良くなって大活躍。選手としてランクが上がり、そしてオファーが届いたそうです。
きっとそういう事なんだと思います。

緊張とか身体がこわばっている時は視野も狭い。
逆に視野が広くなると、身体の力も抜けて、所謂最近流行の「脱力」ってのにも繋がると個人的には思っています。
(つまり選手に「脱力」させたければコチラからもアプローチできるかもですね)

尊敬している先輩はこんな風に言ってました。
「海外はサッカーがもう文化で、サッカーの捉え方が日本とは違くて、ピッチ内の評価だけ、ピッチ外は何しててもみたいな感じ、それでもめちゃくちゃやれる。だけど、日本人はそうじゃない。やっぱりピッチ外で気づけない奴は、ピッチ内の問題に気づけない。」

また当時アンダーカテゴリーの日本代表コーチをされていた方は、こんな話をしてくれました。
ある日の試合で、その日は時間が無くてスタメンの選手は先に行って荷物を運んだりはサブメンバーが。という日だったにも関わらず、スタメンの選手がギリギリまでチーム仕事をやっていて、そのコーチがたまらず「早く行け!笑」と声かけたと。笑
「チームでもいつもやってるの?」と聞くと「はい!いつもの事なので!」と言っていたそうです。
素晴らしいですね。
今の話を聞いて、皆の日々はどうですか?

もしチームの中で、ピッチ内/外問わず、あなたより先に気づいてやってくれてる子がいるとすると、あなたはその子に甘えている事になります。と尊敬している指導者の方は仰っていました。

チームスポーツなんだから甘えてるではなく、助けるではないですか?という方もいるかもしれませんが

助けるというのは気づける範囲は全力で精一杯やれる事はやってるけれど、それでも、身体は1つしかないし、ピッチは広いから、手が回らない所がどうしてもある。それをチームメイトに助けてもらうが、僕は助けるだと解釈しています。
甘えるは、そもそも気づいていない。気づこうともしていない。そしてやってもらって当然だと思っている。と解釈しています。

最近の育成年代の選手は、とても忙しいスケジュールなのは少し把握しています。
ですので、少しずつで良いので、是非今よりアンテナを張って、「気づいたら行動してみる。(ご両親/チームメイト/スタッフより先に)」という事を出来る範囲から、やってみてください!
きっとピッチ内の景色が変わって、認識が変わって、サッカーが上手くなると思います!
そして、やって貰った事には、当然と思わず「ありがとう!」と必ず言おう!

サッカーはサッカーだけやってても上手くなりませんね😊

関連note

最後まで、ご覧頂きありがとうございました!
髙田 大

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