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「捨てる金あれば拾うカブトあり」2023年7月3日の日記
・今日は有給休暇だった。しかしあまり楽しい気分ではない。
・先週、税務署から手紙が届いた。なんか難しいことがたくさん書いてあってよくわからなかったので電話をかけて「よくわからないので直接説明してください」と素直に言った。そして今日、税務署で説明を受けてきた。
・その結果わかったのだが、私は前年度の確定申告においてとてつもない間違いを犯しており、もはや「罰」が発生しているので早急に対策を取らなければならない、ということであった。
・畳針のように鋭く差し込む日差しを傘で遮りながら歩いて帰った。頭の中は金と帳簿のことばかりだ。金金金……数字数字数字……。多額の出費が生じることはまあいい(よくない)が、今後も年に一度の頻度で同じハードルが前方からやってきて私の足に引っかかると思うと、ジメジメした気持ちになって仕方がないのであった。
・早く一生暮らせる分のお金を稼いでFIRE(自分の身体に火をつけること)したい。残りの寿命に平均的な生活費を掛けたり割ったりしながら歩いた。
・もう税理士に全部任せる。そう決断した。何年か前にもチャレンジしたが、必要書類を揃えて税理士に送るということができずに挫折したのだった。もう今年は違う。前は繁忙期にやろうとして気が狂ってしまったのもあるしな。いまはさほど忙しくないし。来年からはもう、巨人の肩に乗って高笑いしながら税金を払ってやる。
・で、税理士依頼料見積もりとか面会予約をコンサータの力を借りて済ませて、心底荒れ果てた心を入れ替えるために喫茶店でプリンを食い、陽も落ちてきたので帰宅がてらスーパーに行こうと思った。
・普段使わないほうのスーパーに行ってみようかな、となんとなく思い立って歩いていたら、道路を何か黒っぽいものが移動している。
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