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クラウドファンディングに失敗して、今までの活動で資金が尽きながらも、なぜこのタイミングで企画を強行するのか。その理由。
クラウドファンディングに失敗して、今までの活動で資金が尽きながらも、
なぜこのタイミングで企画を強行するのか。
その理由のご説明です
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今回クラウドファンディングの支援を募りながら、
同時にチュニジアの砂漠地域で、開催場所の手配や現地での協力者探しも行っていました。
かなり苦労しましたが、幸運にも自治体単位で快く協力を引き受けてくれる方々も見つかりました。
当然クラウドファンディングに成功しなければ開催できないということも説明しご理解頂いています。
しかし、『クラウドファンディングが成立すれば』という条件付きの私たちの計画に耳を傾けてくれて、
心待ちにしてくれた町長をはじめ町の方々。
そして写真や言葉では伝えきれない、あいかわらず存在する問題を目にして、
改めてどんな手段を使ってでも開催したいとの想いを強くしました。
当然これまでの活動で資金が尽きた僕たちにできるのは、
当初の予定とは程遠い、不完全で不格好なものだけです。
それでも会場に来た1人の子どもが日本に興味を持ってくれるかもしれません。
SNSで情報を見た1人のチュニジア人が、砂漠地域の問題に興味を持ってくれるかもしれません。
お金がないから、大したことができないからと諦めるか。
少しでも可能性があるなら、今あるもので出来ることをするか。
今回僕たちは、後者に賭けることにしました。
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砂漠地域で、僕たちの活動を説明しながら周ることで、現地の人たちとのつながりが出来ました。
そして、チュニジア国内での写真展の開催や、砂漠地域を旅する様子を発信する中で、
僕たちの活動を認識し、応援してくれるチュニジア人たちが現れ始めました。
メディアに掲載頂いたり、小さいながらも協力してくれる自治体にも出会えました。
しかし、人間は自分たちの生活に関係ない話題は一瞬で忘れてしまいます。
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個人的な事情ですが、僕も一緒に活動している河野泰山君も6月中旬以降はしばらく多忙のため動くことができません。
そのため、新たに計画し直す、仕切り直す時間はありません。
もちろん志はそのままに活動は継続するつもりですが、
今回のように積極的に動くことは難しいです。
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ゼロから火種を起こすことの大変さを身に染みて感じているからこそ。
これまでに必死で起こした火種を無駄にしないために。
かたちにこだわるよりも、とにかく "今" 行動することが必要だと強く感じています。
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以上が、たとえ不完全でも不格好でも『今』の開催にこだわる理由です。
というわけで、もう少しの間だけ情報発信を続けることになってしまいそうなので
少しでも楽しみながらお付き合い頂けたら嬉しいです。
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