【面接対策】実績・経験・成果に関する質問への対策
こんにちは、たまだいです!
本日は面接対策強化期間の5つ目の記事です。
今回は、経験、実績にまつわる質問について、まるっと解説します!
めちゃくちゃ重要なtipsが詰まった内容となりますので、必ず最後まで見てください。
<動画はこちら>
<経験・実績を問う質問例>
まず経験や実績に関して質問するときのあるあるな問いを紹介します。
おそらくこちらの3つが実績に関する三大質問になるんじゃないかな。
・仕事で最も工夫したことについて教えて下さい
・仕事で最も成果を出したこと(成功したこと)について教えて下さい
・仕事で最も苦労したことについて教えて下さい
みなさんもきっと、聞かれたことあるんじゃないでしょうか?
実際は、もう一つ、失敗経験を問うものがよくあるんですが、
少し今回の3つとはタイプが違うので、こちらは切り出して別記事でお話します。
で、今回の3つの質問。どれもかなり似たような質問ですが、
面接官が、質問を通じて知りたいこと、つまり面接官の意図は微妙に異なります。
1つ目の質問(仕事で最も工夫したことについて教えて下さい)は、
あなたが仕事において介在価値を出そうとする人なのかが知りたい。
要はプロ意識みたいなところです。
2つ目の質問(仕事で最も成果を出したことについて教えて下さい)は、
あなたの課題解決力が知りたい。
どれくらい難しく複雑な課題を解決できる人なのかが知りたいといったイメージです。
3つ目の質問(仕事で最も苦労したことについて教えて下さい)は、
胆力や踏ん張る力、ストレス耐性など、壁をどう乗り越える人なのかを知りたい。
このように、似た質問でも、微妙に質問の意図は異なります。
もちろん企業や面接官によって違う場合もあると思うので、一参考としてご理解ください。
次に、それぞれの質問に対してアピールすべきことと、
選択すべきエピソードのポイントについてお話します。
<経験や実績に関する質問の大前提>
今さら大前提の部分をお話するんですが、経験や実績に関する質問への回答っていうのは漏れなく、経験や実績のエピソードトークをすることになります。
質問の意図にマッチした皆さんのお仕事エピソードを、面接官が聞きたいように調整してあげて回答する必要があります。
なので本来は質問に応じてエピソードも変えた方が最強なんですが、これ、結構ハードルが高いんですよね。
なので、基本はとっておきの皆さんのエピソードトークを、1つ、作って
アピールポイントを変えながら回答するようにしましょう。
一応、「俺は高みを目指したい」って求職者のために
質問別で選択すべきエピソードのポイントもセットでお話しておきます。
<質問別のアピールポイントと選択すべきエピソード①>
まずは「仕事で最も工夫したことについて教えて下さい」という質問。
こちらは「主体的に+αで工夫したこと」を、強調して、アピールしてください。先程お話した通り、この質問はあなたが仕事において、どのように介在価値を出す人なのか。
もっと言えば、そもそも介在価値を出す意識がある人なのかを見ています。
ちなみにここでの介在価値とは何かについて、認識を合わせのために説明しておきます。
端的に言えば、その仕事にあなたが関わる意味・価値です。
多くの場合、仕事は一人では行ってなくて、ある大きなプロセスの一部を、個人が担っていることが多いですね。というかすべてがそう、と言っても過言じゃないです。
介在価値とは、その担うプロセスにおいて価値を出すことです。
ただ!役割が与えられてる時点で、その役割をこなすだけでも
介在価値そのものは存在してます。なので、仕事というもは漏れなく、介在価値はあるんです。
でもね、この質問の意図は、そういった与えられた役割をただ言われた通りこなすのではなく、その役割においてよりよい成果をあげるためにあなたが+αで生んだ価値や工夫を指しています。
だからここでの回答は、あなたが仕事において「主体的に」「+αで」工夫したことを強調してアピールするようにしてください。
「お客さんに少しでも喜んでもらうために〜を工夫した」とか
「少しでも早く対応できるように〜を工夫した」とか、
あなたならではの工夫についてお話しましょう。
エピソードの選択基準は
・あなたの主体的な提案がスタート
・それが会社の目的や目標に合っていること
・より大きな成果を生んだもの
・+αの工夫が思いつきではなくロジカルに導かれたものであること
このあたりを満たせれば最高です。
上から順に重要だと考えてもらえたらと思います。
<質問別のアピールポイントと選択すべきエピソード②>
次に「仕事で最も成果を出したこと(成功したこと)について教えて下さい」という質問です。
こちらは、課題の難易度とその課題解決の再現性をアピールしましょう。
すべての仕事は課題解決だというお話は、これまでにも何度かしてきました。なので、皆さんは、大小はあれ、必ず課題解決をしてきてます。
その中で、いかに難易度が高い課題に挑んできたかをアピールできると最高です。
また、課題解決力を見極める上で、面接官が非常に大事にするのが、再現性です。たまたま解決できたんじゃなくて、意図して解決できたのかを見ます。
なので、できる限り論理的な解決プロセスをお話しましょう。
・課題はなんだったのか
・課題の発生要因はどこにあったのか
・解決のために何を実行したのか
これらを必ず盛り込むようにしてください。
エピソードの選択基準は
・課題の種類や難易度が求人のポジションに近いこと
・課題解決のプロセスがロジカルであること
・あなた自身の貢献が大きいこと
この貢献の部分は少し補足すると、仕事ってチームで課題解決していることもありますよね。
なので、その課題解決への貢献って本来は、チームのものです。
その中でもあなた自身の貢献が全体の50%なのか、5%なのか、それによって評価のされ方は全く違うので、なるべく自分自身の貢献が大きいものを選びましょう。
<質問別のアピールポイントと選択すべきエピソード③>
最後に「仕事で最も苦労したことについて教えて下さい」という質問です。
こちらは、あなたが何をモチベーションとしてその苦労を乗り越えたのかをアピールしましょう。
なぜなら、ここではあなたの胆力や苦しいときの踏ん張る力が知りたいからです。そしてその力の源はなんなのかが知りたいんです。
お客さんの笑顔なのか、自分の家族なのか、自分の夢なのか、そもそも仕事が楽しいのか。
人には色んな力の源があると思います。
きっと二次質問で聞かれるかと思いますので、そちらもセットで伝えられるように準備しておきましょう。
選択するエピソードのポイントは、
・苦労の複雑性が高い
・気持ちの根源を語れる
の2点になります。
さっきの「仕事で最も成果を出したこと(成功したこと)について教えて下さい」という質問は課題の難易度が高いものを選択しましょう、って話しましたが、こっちは難易度というよりは複雑なものを選ぶのがいいかと思ってます。
ただこれは、あくまで主観、わたしの感覚です。
難易度ってパズルのようなイメージで、難易度が高い課題解決エピソードというのは、解くのが難しいパズルを、解くために奮闘した話といったイメージです。
一方、複雑性というのはルービックキューブのようなイメージ。
一つ動かせば、ほかも動いちゃうようなもの。
代表例は人間関係ですね。
何かを成すために、皆さんきっと人間関係でいろいろな苦労をされてると思うんですね。
特にリーダー!その、人間関係やリーダーシップにおいて苦労した話!
めちゃくちゃいいと思います!
リーダーじゃない方も、仕事を成功に導くために、誰かと衝突した経験とかもあると思うんですよ。
そういった苦労について話していただけると、苦労した話のチョイスとしては凄くいいんじゃないかなぁと思います。
せっかく苦労してきたんです、ここで報われましょう。
<最後に>
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