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【面接対策】「なぜこの職種ですか?なぜこの会社ですか?」への対策

こんにちは、たまだいです!

本日は面接対策強化期間の4つ目の記事です。
本日は、前回同様、面接でよく聞かれる質問「なぜこの職種ですか?なぜこの会社ですか?」の対策をしていきましょう。

<動画はこちら>

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<「なぜこの職種ですか?なぜこの会社ですか?」の意図>

まず質問の意図についてです。
「なぜこの職種ですか?なぜこの会社ですか?」という質問は、言い換えれば、「この職種じゃないといけない理由は?」「この会社じゃないといけない理由は?」と同義です。

カテゴリで言えば、前回、前々回の記事で解説した「転職活動の軸を教えて下さい」「志望動機について教えて下さい」と同じですが、少しスタンスが違います。

毎度、色恋で例えて恐縮ですが、転職の軸への質問は、君のタイプを教えてよ。で、志望動機の質問は、俺の好きなところ教えてよ、と、質問する側もその色恋の当事者スタンスでした。

しかし今回の「なぜこの職種ですか?」「なぜこの会社ですか?」については、少し第三者的なスタンスで「この職種じゃないといけない理由は?」「この会社じゃないといけない理由は?」と問っています。

肝心のこれらの質問の意図は、大きく4つ。

志望度を知りたい:本当にうちで働きたいの?
マッチ度を知りたい:本当にうちがあっているの?
思考力や考える習慣を知りたい:ちゃんと考えてきてる?
キャリア形成への真剣さ:本気?

1つ目と2つ目はわかりやすいですね。
なぜと問うことで、その求職者の志望動機や転職の軸が出てくるので、志望度やマッチングを確認するという意図は十分に考えられます。

個人的な所感としては3とか4が意図として強いのかなと思ってます。
1とか2を測りたいんなら、志望動機や転職の軸をダイレクトに聞く方が有効かと思うので。

嫌われるかも知れませんが、ぶっちゃけると、ちゃんと企業選びをしている求職者って半分くらいです。残念ながら多くの方が浅かったり、薄っぺらいんです。要はちゃんと考えてきてない、考えきってないんです。

こちらの動画でもお話しましたが、転職はこれからの人生をかけた準備ができるギャンブルです。そこに対してちゃんと考えてない人、本気じゃない人は、企業側としては採用リスクです。この動画、たぶんこれまでの全動画の中でも1番大切なことを話してるので、まだ見てない人は絶対見てください。

なので、まとめると
この質問は志望度などを知りたいと言うよりは、「なぜ?」を問うことによって、その人がちゃんと考えているのか、キャリア形成に本気なのかを測りたいという意図が大きいと考えています。

<「なぜこの職種ですか?なぜこの会社ですか?」の回答フォーマット>

①「なぜこの職種ですか?」について
これは自分の軸や強み、経験をベースに回答すればOKです。フォーマットとしては、

自分の転職の軸は○○だから、このポジションです
自分の強みが○○だから、このポジションです
自分の経験が○○だから、このポジションです

といった具合ですね。

あなたの転職の軸から、その職種であるべき理由が語れる場合は、転職軸ベースで回答してください。
転職の軸だけでは、その職種であるべき理由を語れない場合は、強みか経験ベースで回答します。

「強みが活きる」「経験が活きる」と、活躍までのスピードや会社やお客さんへ貢献できるまでのスピードが早くなります。これは疑うまでもないと思うのでいちいち説明しません。

ただ、稀に「なんで活躍・貢献までのスピードが重要なの?」といった愚問が飛んでくる場合がありますが、そのときは、「え、給与もらってるんですから、会社に貢献することは当然かと思いますが、面接官様はそういった意識をお持ちでない…?!」とぶっ刺してやりましょう。(冗談です)

一例、上げておきます。下記の○○と〜を埋めるようなイメージです。

「自分の強みは、○○と考えており、〜な環境でこそ最大限活かされると考えています。今回のポジションはまさに〜な環境であると感じ、応募させていただきました。」

↓ 例えば

「自分の強みは、”スピード感を持って課題解決していく力”と考えており、一定以上、権限移譲される、裁量が任される環境でこそ最大限活かされると考えています。今回のポジションはまさに人事をイチから経営と立ち上げるポジションのため、大きな裁量が任される環境であると感じ、応募させていただきました。」

こんなイメージです。

②「なぜこの会社ですか?」について
この質問は基本的に、「なぜこの職種ですか?」などの回答に対する二次質問となるケースが大半かと思います。
この質問は、転職軸や強み、経験で検索をかけて、結果出てきたもののうち、なぜこの会社なの?という質問なので少し難しいですね。

例えるなら「なんでAちゃんじゃなくて、私なの?」っていう質問ですから、なんか…とても…間違っちゃいけない感ありますよね。

ここはもう軸うんぬんではなく、その企業の根幹部分で、惚れてる部分を考えて提示するしかありません。
人でいうところの価値観とか人格とか、生き様とか、そういうの。
企業で言えば理念や文化、価値観や沿革などのドラマ。そしては描いている未来。こういったところにフォーカスして、回答するのがいいんじゃないかと思います。

回答フォーマットとしては、

確かに、御社以外にも私の転職軸に当てはまる企業はあると思っています。
ですが、その中でも私は、御社の○○に共感しており、強く志望しております。

これが基本フォーマットですね。

ひとつ例を出してみます。

確かに、御社以外にも大きな裁量を持てる企業はあると思っています。
ですが、その中でも私は、御社の一人ひとりがプロフェッショナル集団の組織づくりをするという経営のお考えに強く共感しておりまして、御社を強く志望しております。

こんなイメージです。参考にしてみてください。

<想定される二次質問、三次質問>

では次に、「なぜこの職種ですか?なぜこの会社ですか?」の一次回答に対して追加で深堀りされるであろう二次質問、三次質問についてお話します。

繰り返しになりますが、深堀り質問の種類は多くはありません。
基本的には、What?Why?How?の3つがメインです。

What:「〜とは具体的に何?」と解像度を上げるための質問
Why:「なぜ?」と理由や根拠を問う質問
How:「どうやったの?」と結果に対する手段を聞く質問

自分の回答に対して、抽象度が高いところへwhatの問いを立てる。
自分の回答に対して、相手が「本当に?」と疑いを持ちそうなところへのwhyの問いを立てる。
そして、自分の成果や結果に対する信憑性やプロセスを問うためにhowの問いを立てます。

「なぜこの職種ですか?なぜこの会社ですか?」に対する深堀りも基本的にWhatかWhyになります。
先程の例で解説します。

●Whatの質問の場合

「自分の強みは、”スピード感を持って課題解決していく力”と考えており、一定以上、権限移譲される、裁量が任される環境でこそ最大限活かされると考えています。今回のポジションはまさに人事をイチから経営と立ち上げるポジションのため、大きな裁量が任される環境であると感じ、応募させていただきました。」

・スピード感を持って課題解決していく力とは?
・一定以上とは?
・権限移譲とはどの程度のもの?
・裁量とは?
あたりですね。

客観的に文章を見て、もっと具体的に聞きたくなる部分、言い換えれば少しでも曖昧な部分には自分で問いを立ててみて、しっかりと準備しておきましょう。

●Why・howの場合

「自分の強みは、”スピード感を持って課題解決していく力”と考えており、一定以上、権限移譲される、裁量が任される環境でこそ最大限活かされると考えています。今回のポジションはまさに人事をイチから経営と立ち上げるポジションのため、大きな裁量が任される環境であると感じ、応募させていただきました。」

・なぜ「スピード感を持って課題解決していく力」があると言えるの?(根拠確認による信憑性の確認)
・なぜ「スピード感を持って課題解決していく力」は裁量がある環境だと活かされるの?(思考プロセス確認による思考力の確認)
・なぜ「人事をイチから経営と立ち上げるポジション」は「大きな裁量が任される環境」だと思うの?(思考プロセス確認による思考力の確認)
あたりは聞かれそうですね。

「〜なので、〜である」「〜のため、〜だ。」といった因果関係を表す文章は、思考プロセスを確認にするWhyの質問が飛んできやすいと思うので、ちゃんと対策しておきましょう。

<最後に>

私が経営する会社では、仲間とともに目標達成を目指すコミュニティサービスを運営しております。
モチベーション科学やコーチング原理に基づいたアプローチによって、目標の達成や習慣化、メンタルコントロールなどを実現できます。
転職は決まってからが本番で、新しい環境でどうPDCAを回すのかが大切です。本気で自分の人生を充実させたいという方は是非こちらの動画をチェックしてください!最高の仲間とともにお待ちしています!



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