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AI上司を全社員に導入のお知らせ。人間にマネジメントを受けていた時代の理不尽さ。
新年からPeopleX社では社員の希望者全員に対して、週次でAIから業務改善フィードバック、現在のストレス度合いのセルフメンタルヘススケア、モチベーション判断が可能となる「AI上司」を導入致しました。
まず週次での目標に対する進捗状況を可視化してくれるので、マネージャーからすると会議や日報での業務進捗確認が不要にしてくれるため、会社から「上司への報告」という無駄な時間を無くすることに成功しました。
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また全社員の中で、ストレス懸念が最大値だとのアラートが上がってきました。高速なプロジェクト進行とプレッシャーがストレスを引き起こしている可能性があると教えてくれました。
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このような心的因子に関わる部分は、何か事象が発生してから対処するのではマネジメントとして遅いため、日頃から自分自身がストレス因子を把握しながら気軽に上司とコミュニケーションを図ることが重要であり、人によりタフさは異なるものの、その因子が生まれる要因があること自体は理解の上で業務にあたるべきであります。
自分自身のは上記でありますが、マネジメントする側としてメンバーの週次報告も自らに届きます。そのためいわゆる役職上の上司のマネジメントを一切無くすものではなく、むしろ補強してくれるものです。
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自らの直下部署のメンバーの報告のため何となくは業務内容を把握していましたが、一部の業務は把握しておらず、評価対象として本人の努力を検知することができていませんでした。
目立つ業務である受注情報は把握していましたが、「請求関連や契約管理」も縁の下の力持ちとして邁進していたのをこのAI上司により把握することができ、適切な評価や業務フィードバックすることができました。
これはエンジニアなどの技術職メンバーでも有効に業務改善が行えることが確認できています。
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上記は現在時点の一部であり、他にも期間指定で1年間の評価査定時に1年間の業務内容列挙とその進捗度、平均的社員と比較したときの業務の質と量の客観評価、この人物のリーダーシップ因子やコミュニケーション評価など、
様々な公正かつ客観的な評価、この内容を外部マーケットで評価したときの適正給与のレコメンドなども可能になります。
人間による一部の主観的評価・時間リソース制約による放置
企業ヒアリングに行くと、マネジメントの重要性自体は各社共通で認識課題化されているものの、実際には皆事業活動に忙殺されており、ミドルマネジメントの負担やメンバーへの業務改善指導に当たる時間が取れていないが、有効な解決策を打てていないとの声をよく聞きます。
人の能力は業務遂行とそれに対する改善フィードバックの連続により、より次の業務改善が可能になります。スポーツなどを見れば明らかな通り、構えのずれ、新たな技の会得などの細かな改善の繰り返しで能力は磨かれます。しかしながらその業務改善のフィードバック機会は中々全ての業務をカバレッジすることは難しいのが実情なのでしょう。
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評価査定時にも、給与決定、抜擢社員の確定、昇降格も、1年間の査定時に10ヶ月前の業務内容、その時の縁の下の力持ち的なフォロワーシップ的行動は査定対象に入っていないケースがほとんどでしょう。1年間の業務を余すことなく補足し評価することができれば理想でしょう。
1人の人間による記憶に基づく意思決定を支える、有効的なCopilot AIが必要な領域です。
このAI上司は人間によるマネジメントをより有効的で客観的なものにするものであり、ただの業務報告を不要とし、評価対象となるリーダーシップ、フォロワーシップ的行動を捕捉し、努力が努力として報われる時代を可能にするものです。
それを前提にした上長からの信頼ある言葉や行動は引き続き重要であり、人間とAIの得意/不得意分野の役割分担を可能にするものであると考えています。
世界中に「AI上司」の普及を
PeopleXでは、このような「AI上司」を他社にβ版で提供可能な状態になっています。現在の評価制度、プロセスのままに、その評価方法をより公平かつ客観的なものにするためにCopilotの活用こそが重要です。
AI上司に興味がある方はお気軽にご連絡くださいませ。
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