【試験勉強】睡眠と勉強時間を確保する方法

アメリカで働きながら1年以上かけて2000時間勉強した。勉強と睡眠時間確保のために、生活の中での無駄がどんどん削られていった。時期によっては6時間睡眠で16時間勉強、残りの2時間で生活をまわす事ができた。ここまで極端な事をしなくても、案外時間は寄せ集められる事がわかった。その過程でやっていた事。

拘りを減らす

「これをしないとなんか落ち着かない、いつもやってるから」というものを減らす。やらなくても命に別状なし、給料が減るわけでなし、寝食を脅かされるわけでもないなら、やらなくても実はそこまで影響なし。時間を確保するために止めてみる。生活に支障が出ないならしばらくそのまま続けてみる。


無意識でやっているルールを減らす

料理、家のメンテナンス、お金の管理や生活維持の中でやらないといけない家事・事務の中に気づかない無駄があることは多い。時間を捻出するにはこういうところを合理化する。時短料理やパソコンの使い方、アプリの利用など。

生活の中で合理化されていない手段・方法は自分ルールが加わっている可能性がある。要領のいい人だったら同じ目的のためにどういう手段をとるか考えたり聞いたり調べたりして、もっと楽に目的を達成できるように改善してみる。


少し雑な生活にする

積極的な手抜きである。
・食器洗いの回数を減らす。毎食後ではなく1日1回だけにする。洗いやすい食器を使う。
・買い物の頻度を減らす。
・食事に使用するお皿の数を減らす。食器洗いが減る。お皿はボールかプレート1枚で食べるのがおすすめだ。
・洗濯・掃除の頻度を減らす。
・ちょこちょこ小さな掃除はする。汚れたらすぐきれいにして大掛かりな掃除を回避。


調理の手抜きをする

体は資本なので、ちゃんとタンパク質・野菜・炭水化物・水分をバランスよく食べ続けることは非常に大事である。そうでないと勉強し続ける生活に体がついていけなくなったり、何より元気がでない。しかし毎日毎食調理をするのは面倒だ。そこでよくやっていた手抜き手段の紹介。

・ご飯の炊き貯め。時間のある時に2-3回炊飯し、1食分に小分けラップ包装して冷凍する。この食べ方はお米が美味しく保存されるしオススメだ。

・栄養価の高いもの、保存が効きやすい野菜を買う。効率よくいい栄養を美味しく摂取した方が、楽にいい食事ができる。ブロッコリー、にんじん、玉ねぎ、トマト缶、ツナ缶、にんにくは常備していた。

・小分け冷凍。安くて大量の鶏肉・豚肉をキロ単位で購入し、50-100gくらいに小分け包装して冷凍しておく。野菜(キャベツ、葉物、にんじん)も安い時に大量購入し、荒く切ってジップロックなどに入れて冷凍庫へ。この際最初は空気を入れてジップロックを閉め、なるべく中身をバラバラにする。それぞれがくっついて冷凍されるのを防ぐためだ。一度冷凍されてしまったら空気を抜いて保存してもくっつかない。これを炊飯器調理やカレーの時に冷凍のまま使うだけでいい。まな板包丁を使わずに調理ができる。

・炊飯器を使う。炊飯器調理で時短簡単栄養バランスが整った食べ物ができる。マッスルグリルさんの「沼」と「セメント」には大変お世話になった(ついでに適度に痩せた)。鶏肉、野菜数種類を冷凍保存しておけば、いつでも5分の手間で食事準備完了だ。多めにつくればこれで2-3食分になったりする。

・カレーライス。何を適当に入れてもカレールーさえあえば鍋一つで簡単調理。調理中に冷凍ご飯をレンチンですぐに料理終了。

・深いお鍋で調理。炒め物でもフライパンではなく深いお鍋で。油が飛び散りにくいのでガス台が汚れにくい、掃除の手間・頻度が減る。

・多めに作る。料理の回数が減る、調理器具の片付けが減る。連続で同じものを食べられないのなら、多めに作ってその都度冷凍保存しておけばいい。するとまた食べたくなる時がくるだろうし、その時は温めだけで済む。

・料理ができたら先に洗い物。多めに作ってお鍋に残ったものも、お皿に盛って冷蔵庫へ。出来立ての料理が多少冷めるが食事後に洗い物をやるよりも、食事前にお鍋や料理器具が全部片付いていると本当に楽だ。食事に使ったお皿は水に浸して、次に調理した後に洗えばよい。


生ごみはこまめに捨てる

生ゴミがなければ、乾いたゴミだけなら家は案外きれいである。掃除の手間を減らすためにも、生ごみだけはこまめに捨てる。


時間を確保するために仕事をセーブする

極論かもしれないが、選択肢の一つである。人生において、今この時に勉強に集中した方がその先の人生に有意義である、という場合。そして仕事をセーブし収入が減ってもその場は凌げる状況であれば考えてもいい。

これは、仕事を減らして給料が減ることで時間を手に入れる。つまり「時間をお金で買う」と同じ事である。

急ぎではない用事、仕事はメモに残して後回しにする。


まとめ

6時間寝て16時間勉強している時でも、残りの2時間でご飯お風呂以外にyoutubeを見たりと結構楽しかった。気晴らしで誰かと話している時に掃除したり、小分け冷凍処理したりと、たまの家事も気晴らしになってはいた。ここまで極端な生活でなくても、その気になれば時間は捻出できるものだと体感した。

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