人に頼るのはダメなこと?
こんにちは、ちなです。
毎日投稿記録が途絶えてしまいましたが、
改めてコツコツ投稿していきたいと思います。
先日、前の部署で一緒に仕事をしていた先輩と
偶然会って話をする機会がありました。
そこで、部署の後輩の子が悩んでるみたいで、
どうしたらいいか困ってる、と相談を受けました。
その後輩の子が、仕事が忙しくて忙しくて
大変でどうしたらいいかわからないと。
そんな状態が続いて、食事も喉を通らないこともしばしばで、
体調も良くなくて、と先輩は相談をもちかけられたよう。
そんなに忙しいようなら手伝うし、
他の子も含めて仕事を分担してみるのはどうかと
提案したものの、それも断られた、とのこと。
どうしたらいいもんだろうね、と悩む先輩。
その部署には先輩と後輩のほかに、さらに年齢の若い子が
2人がおり、その2人に仕事を教えて
業務を分担させていくことが部署長の考えのようであるが、
後輩はその2人に仕事をまかせることも
あまりしたくないようだとのこと。
自分でやりきるか、まかせるか
結局、その状況を変える方法としては、
忙しくてもそれを覚悟で自分でやるか、
それとも、しんどいなら誰かに手伝ってもらうか、
しか方法としてはないのかな、と思う。
しかし、手伝ってもらうためには仕事を教えてもらわなければ
ならないため、それを教える手間よりも
自分でやる方がマシだという結論に至るのだと思う。
忙しい→教えることで更に忙しくなる→
それならば自分でやる→忙しい・・・・
といった無限ループ。それでまた苦しくなってしまう。
そういった理由とともに、自分の担当している仕事の
全部を自分で把握しておきたいという気持ちが強くて、
分担するということに抵抗があるみたいだとのこと。
人に頼りたくない、頼れない気持ち
後輩の話をきいて、私も似たような状況に陥っていたなと思いだした。
忙しい毎日、目の前の仕事に一生懸命になりすぎるあまり、
私がやらなければ、と一人で抱えこんでしまってた。
でも組織の仕事なんて、結局誰かがいなくなれば誰かが
代わりに担当して、業務は回っていく。
所詮、労働者は組織のコマにすぎない。
自分をすり減らし、がむしゃらに働いても誰も得しない。
だけど、自分がそこにいる存在意義を確かめるように、
「これは自分の仕事」と囲い込んでしまって、だれにも
渡したくない気持ちになっていた。
誰かに頼ってしまうと、自分自身が築きあげてきたものが
奪われていってしまうような気がしたから。
だから、誰かに頼るなんてことはできなかった。
自分というものの居場所をその仕事を通して確保しようと
していた気持ちが自分の中にあったのかもしれない。
今考えると、幼稚な考えだったなと改めて反省する。
人に頼ることは、
誰かに依存すること。
弱みをみせること。
そんな風に感じてた。
でも、人は一人では生きていけない、
辛いとき、苦しいときは、
誰かに頼ること、助けを求めることも
大切だといまならそう思う。
しんどくなっている後輩、また同じように感じている人にも
そう伝えてあげたい。
頼ってもいいんだよ。と。