日常と非日常 詩
始まり
「旅先で」
その喋り方を
愛おしく思ったけど
まだ数秒しか
ラブホテルで過ごしていない世界線で
「自分にしか興味がない」と
呟くきみが
世界の中心にいる
「日常バラバラな世界」
自覚を持たず
愚痴っている人たち
いつも煙たい居酒屋で
ただの群像でない
人を探していた
「日常の世界へ」
まだ続いて欲しい
と、思ったけど
一晩を終えたら
きみの指はエレベーターで「開」を押す
目の前には
いつもの眩しい世界
隣にいてくれなくなる
これは
旅先でのことだったから
そして、終わり
うまく書けたか分からないですが、旅先で知り合った二人の男女を書きました。世界は続いているので日常のなかでこの二人は再会するかもしれません。日常には非日常の希望を持ちながら生きないると輝きだす。また明日はある、人生を生きていきましょう。
追記
ちなみに、これは実体験と少しの想像を交えながら書いていきました。実体験はまた雑記にも書きたいと思います、もしで興味があればぜひ一読を。
雑記、執筆中