顔なし詩人さんの日常

何も気にしないでいられたら
物語を書くだけで
ただ散歩をして
太陽が眩しければ
手をかかげる

そんな人生でいられたら
そんな人生にしよう
                      by無名詩人


 スペインの無名の作家。作品は世に残っていないが、この独り言のように呟いた詩だけが、店員によって書き残され、今もスペインの田舎のトイレに貼られているらしい。

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