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リカバリーカレッジ

リカバリーカレッジin仙台

認知症当事者の方々複数名とそのご家族、関係者(という表現もどうかという部分もあるけれど)が集まり、テーマを設定せずにディスカッションする場の第1回。

水の中にいるような穏やかさ、といえばいいのか、全景を眺めることができる席から見える光景は、穏やかでもありながら何本もの「緊張」が張られては誰かがその糸を回収するような、日常対話以上のやりとりが繰り広げられます。当事者の皆さんの言葉にはいつもどこかをえぐられる感覚を受けながら、なにかしらの「驚き」と「発見」を与えてくれます。
以前に比べ、少しその感覚に馴染んだような気がしています。いいのかわるいのかはわかりませんが、おそらくは当事者の皆さんとの関わりがそう思われてくれているのでしょう。

(全ての人を含めた)家族という塊が時代とともに変化するなかで、認知症当事者とその家族、という概念もまた次の変化を見せる時期に来ているようです。
家族による無意識の言葉が当事者を傷つけることも、家族自身も傷ついていることも当然ある中で、磯野家モデルが著しく減少した日本が「家族像」を時代に合わせて変化させるためにどう舵を取るか。

御坊市の条例は当事者が多いに介入して作成された素晴らしい姿を見せてくれます。では仙台は…

今日の全てが詰まった言葉をある方がおっしゃいました。

「これから遅く動いていくかもしれませんが,それに耐えられる方は,ノロノロの乗り物かもしれないけども、乗って行きましょうよ」

#認知症 #当事者 #仙台 #認知症大綱

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