『全員ケツは臭い』
こんにちは。Dちゃんです。
世の中には、頑張って登り詰めてある程度の権力やある程度の力を持った人がいます。私は会社員時代に、法人営業をしていました。とても偉そうな上司や社長が居て、本当に嫌でした。
しかし働いていく中で、上司がウザいという気持ちも、例えば私に苦痛を与えた何かの出来事も、全てを許す事ができるようになりました。
そのうち会社では運良く実績が積み重なり、3店舗の営業所を任されるような統括部長と呼ばれる立場になりました。
そして今や独立して、とても小さいながらも自らの事業の舵を取っています。その経験の中で思った事を綴ります。
①〜努力と地位〜
社長・部長・専務、社員、村長、市長、総理大臣、資産家、石油王、など。
そのような立場になるには、並々ならぬ努力や天賦の才が必要になると思います。
しかしどうでしょう?そんな立場の人たちは宇宙の中で、地球の中で、どの程度の存在でしょうか。はい、ただの人間です。地球人です。下品ですみませんが、全人類ケツは臭いでしょう。
このような真理を思い出しながら、貴方は世の中の波を上手に乗りこなして行きましょう。全員同じ生き物なのだから、決して自分を卑下する必要はありません。
②『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』
福沢諭吉の言葉ですね。これは本来、最終的には平等を主張する為の言葉ではありませんが、ここでは平等を主張する為に使います。
①の冒頭に書いた様々な立場の人たちは、何を目的として存在するでしょうか?人間生活・社会を作るための、その中の1つの役割というだけです。社長も部長も平社員もバイトも、どれか1つでも欠けたら会社が成り立ちません。学校の先生だって、生徒が居なければ職業として成り立ちません。皆が世の中に存在してくれるだけで偉いのです。1人1人が尊い存在という事が言えます。皆偉いのであれば、皆が皆を尊び、リスペクトし合うべきです。
③この考え方でどう過ごしたか
全ての人に感謝して生きてきた気がします。
両親・兄弟・恋人・離別した人々、先生や、人生で私の視界に入る人全てです。
平社員の時は上司を尊重しました。上司が居ないと困るからです。
上司になってからはどうしたかというと、部下に対して思いっきり感謝しました。部下が居ないと本当に困るからです。
小さな出世をした私は、ある程度の小さな権力を持った立場でしたから、私の機嫌を取ろうとしてくる下請け会社・部下・取引先の人々も沢山いました。
そのような人々全てに、常に感謝して過ごしました。もちろん言葉にして、「ありがとうございます。」と伝える事をしました。これは会話するたび、電話するたび、お取引をするたびに意識して口に出すようにしていたと思います。
④【提案】
金持ちは上を見ればキリがありません。
貧乏も下を見ればキリがありません。
平等を唱えると言うことは、決して努力を否定する物ではないです。どうぞ努力して、やりたい役割を是非やって下さい。
しかしどんなに富を手にしても・逆に貧乏になったとしても…忘れてはいけません。
大切な従業員様も、下請け企業様も、たまたま立ち寄ったコンビニの店員様も、恋人も、友人も、人生の先輩様も、勤めている会社の上司や社長も、これから出会うであろう友人様も、大切な尊い他人様で、世の中に居なくてはならない役割を持っている人様たちなのです。全員に様を付けたいくらいです。
『自分と少しでも関わってくれた人々、全員に感謝する』
良かったらやってみてください^ ^