【悪用】好きは伝わる【厳禁】
はいこんにちは。
「103万円の壁って月収?」と言ってる若者を見て色々嫌になった作詞家の藤橋です。
あんな子でも選挙権を持っているのだなぁ、と、なんだかしみじみしました。
日本にはまだまだ未知の生き物がたくさんいるようです。
恒例の自己紹介はこちら。
さて今回は「もらっちゃう人」についてお話させてください。
何それ?って話だと思いますが・・・。
こんな経験ありませんか?
久々に会った友人がとても悲観的でネガティブなことばかり言っていて
聞き流していたつもりだったのに、帰り道で異様に疲れてることに気付く
とか
ずるい考えを持った人と会っていたら、いつの間にか自分にも同様の発想が芽生えていた
とかです。
いわゆる共感や同調が強い人=もらっちゃう人、ということです。
人の脳は自分と他人を区別できない
という話、ご存じですか?
簡単に説明すると、
脳は、いったん全ての出来事を自分のこととして受け入れ、
そのあとで誰のことかを分ける作業をしているんだそうです。
例えばテレビで野球を見ている時、脳は自分の筋肉にも同じ行動の信号を送っているんだとか。
「思わず体が動いちゃう」のやつですね。
また、一説によると、人の脳内にはミラーニューロンという神経細胞があり、
そこがミラー(鏡)のように相手の行動を自分の行動として錯覚させたりするそうです。
ここからが大事です。
上記の前提が正しいとするならば。
人は、自分に向けられた悪意を
「自分の悪意」として捉えます。
つまり、「嫌われている」が
いつの間にか「嫌っている」にすり替わるのです。
もらいやすい人ほど、顕著にそうなります。
そしてそれは、気付かないうちに潜在意識の中で完結してしまいがちだったりもします。
これで言うと、時として、
自覚のないままに人に嫌われてしまうということがあるので注意が必要ですね。逆に。
と、いうことは?
自分が好きになった相手は自分のことが好き
という説が成り立ちます。
ぼくは本当にこれを信じています。経験上。
先日、ある若手との会食時にこんな質問をもらいました。
「好きな相手にどうやって好きと伝えますか?」と。
その時はかっこつけて色々言いましたが、
本当の正解は、「既に伝わっている」です。
ですがここで、相手が「もらっちゃう人」かどうか、の問題が発生します。
つまり脳内の神経細胞の働きが良い人かどうか、です。
もらい具合によって、既に伝わっている量が変わるからです。
さすがにゼロの人は珍しいでしょうけど、ゼロに近いケースもあると言えばありますね。
なので、必ずとは言い切れないのですが、
よほどのことがない限り、伝わっているべきものなのです。
そして、伝わっている=相手は潜在意識の中で自分のことを好きです。
その後で、
相手の脳内で状況や環境に合わせた振り分け作業が行われるわけですが、
まずはここの原理原則を知っておくと良いと思います。
ワンポイントアドバイス
上記のように、神経細胞が活発かどうかが大きなネックとなってくるわけですが、
どんな人がもらいやすい人なのか
経験上、見分ける方法が一つだけあります。
特に検証したわけでもありませんが、
ぼくは、本が好きな人ほどもらいやすいという傾向があると思っています。
本を読むということは、登場人物の気持ちを想像したり、過去の経験に照らし合わせたりと、
ミラーニューロンを活発に動かす作業を伴います。
そしてそれはいつしか共感力となります。
共感力はほぼ全ての仕事において役に立ちますから、
仕事ができる人の中から共感力の高い人を探すようにすると簡単です。
そう、もらっちゃう人は往々にして結果を残しているのです。
そして、もらっちゃう人は将来性豊かです。
まとめ
好きになった人はだいたい自分のことを好き。
なんだか「悪用厳禁!ワルの心理学」系の書物のような内容になってしまいましたが
要はもっとオープンマインドでいこうぜ!どうせバレてるぜ!という話です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではでは。