【ゆとり?】ナントカ世代って何ですか【さとり?】

はいこんにちは。
最近ダイレクトにnoteの感想をいただくことが増えた作詞家、藤橋です。
面白い、好き、共感しまくり、たまにスクショしてる、等々。
恥ずかしくて痒いですが、ありがとうございます。
(一応言っとくけど、note内でコメントしてくれてもいいんだぜ?)

余談ですが、
20年くらい前にmixiというサイトでよく日記を書いていたことを思い出しました。
今は見れませんが、アカウント自体は生きているようです。
あれ、紹介文というシステムが画期的でしたよね。他人からの自分への評価を書いてもらえるやつ。
自分はどう思われていたか確認のため開けたら、あからさまにダメ~な感じでした。ちょっと見てやってください。

誰も素直に褒めてくれないパターン!!

はいひどい。

恒例の自己紹介はこちら。

さて今回は、
○○世代に気を遣うな!という話です。

ぼくくらいの年代の人が集まると、よく「最近の若いやつ」の話になります。
こんな仕事をしていると若手と接する機会も多く、近い業種の人が集まれば集まるほど「最近の若いやつ」の話が出ます。
みんな等しく、身近にいる最近の若いやつに悩まされているようです。
(中にはちゃんとした若いやつもいます!)

そんな時、よく出てくるワードの代表格が
「○○世代の子にはこう接しなきゃダメらしいよ」です。

これ、ちょっとおかしいと思いません?
このあたりについて、個人的な考えを書いてみます。


相手の常識に軸足を置くな

この考え方、人間関係で大切なことの上位に入ると思っています。

コミュニケーション上、相手の都合や状況を慮ることは大切です。
相手には相手の積み重ねてきた人生がありますから。
ただ、最終的に判断するのは自分でしかありません。
相手の軸で判断するということは責任逃れであり、冷たいことです。

どういうことかと言うと、

例えば(極端な例ですが)
宗教上の理由でお酒が飲めない人とレストランに行ったとします。
彼はお茶、自分はお酒をオーダーしました。
ウェイターが間違って、お酒を彼の手元に、お茶を自分の手元に提供しました。
それに気付いた彼はウェイターに対し激怒しました。

こんな時、あなたならどうしますか?

ここで、彼と一緒にウェイターに文句を言うことを「相手の常識に軸足を置いている」と言います。

考えてみてください。
お酒が飲めないのは彼の都合です。
提供を間違ったのはウェイターの都合です。
あなたは何かしらの目的を持って彼とレストランに入ったはずです。
あなたの都合を彼に寄せる必要があるでしょうか?

こんな時は、あなたの常識に立ち戻って、正論を探すのが正解です。
ぼくなら彼に「おまえがややこしいんだよ」と言います。
これが正論であり、優しさでもあると思うからです。

一見、彼の肩を持つことが優しさに見えますが、違います。
自分は自分の立ち位置に明確に軸足を置くこと。
尚且つ、彼の都合も理解した上で、それを受け入れつつ何も変わらず接すること。
これが本当の優しさなのではないでしょうか。

必要以上に彼の肩を持った場合、
彼の特異性を自分の心の中で優越感にすり替えていることが多いです。
つまり、肩を持つ行為=偏見を持つ行為 とも言えます。
気を付けましょう。


これを○○世代への接し方に置き換えると

あまり詳しくありませんが、
叱られるとダメになってしまう子が多く存在する世代がある
ということをよく耳にします。
その世代の扱いに困っている、という話までワンセットで。

そりゃ、誰だって叱られるのは嫌です。
ですが、「ダメになる」なんてのは本人の都合に他なりません。
そこに軸足を置くことが、本当に正しい接し方なのか?ちょっと考えたいところですね。

頑固な発想と言われるかも知れませんが、
自分の都合を曲げる必要はどこにもありません。
そもそも、そこが職場であれば、
「金をもらう」という意味ではプロとして対等なのです。
(対等である以上、理論上はハラスメントなんて存在しません。)

仕事をしていると、指導者と言われる人たちの意見に触れる機会が多いのですが
その中でもぼくが「尊敬できないなぁ」と感じる指導者たちの言い分は得てしてこんな感じです。

「あなたがこうだと全体が困るから直してほしい」

みたいな。

違うんです。
これは「軸足」の本質から目を背けまくっています。責任逃れです。
正解は「全体の生産性が落ちると責任者であるおれが困る。だからおれはおまえの行動が嫌いだ」です。
これを伝えた上で、個別具体的な教育に入っていけば良いのです。
ここを飛ばして、あろうことか相手の都合に軸足を置いた接し方をしてしまう。これは優しさでしょうか?

結果的にその子がどうなるか、なんてのは、その子の都合でしかありません。
そこまで考えて寄り添うのは偏見です。心のどこかでその子を見下してしまっているのでは、という気がします。


若手は若手で、こう考えろ

事実として、
仕事は上流から下流へとしか流れていきません。

基本的にはその業界でのキャリアが長い人や卓越した人脈構築をできる人が上流を押さえており、意思を持って下流に流します。

多くの若手はプレイヤーでしかありませんから、特に実力主義の業界では、なんとか自分のところにその流れを引き寄せるべくみんな頑張っています。

そんな中、横並びの同世代から頭一個抜け出し、自分が仕事相手として選ばれるには何をしたら良いでしょうか?

年上組は年上組で、若手のことを「得体の知れない世代」と考えているかも知れませんが、
それは若手にとっても同じです。
若手は仕事の流れの中で年上組という「得体の知れない世代」を相手取って戦っているのです。
そこをどうやって攻略するか、真剣に考えている人と仕事していきたいものです。


結論!

相手と自分を切り分けて考える。
自分がコントロールできないことについては考えない!
これは仕事に限らず健康に生きていく上でとても重要なことです。

相手の都合を理解して受け入れる。
けど、それはあくまで相手の都合。
自分にはこのような都合がある。
結果的に相手がどうなるかを考えるのは相手。

つまり、必要以上に気を遣ってしまうのは自分にとって良くないというお話でした!


最後までお読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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