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生成AIの活用の秘訣は「質問しない」!

みなさん、こんな経験ありませんか?
AIに「いいアイデアを教えて」とお願いしたのに、返ってきたのはどこか物足りない答え…。
でも、これ、実はAIが悪いわけではないんです。AIを賢く活用するカギは、「どんな質問をするか」にあるのですが。それよりも重要なのは、自分で質問を考えすぎず、むしろ「AIに質問を作らせる」というアプローチ!

この方法を試してみると、意外な視点や新しい切り口が次々に見えてきます。AIを、単なる情報提供ツールではなく、「共に考える相棒」として活用することで、仕事や創造の可能性がぐんと広がるんです。


AIが「質問作り」であなたの視野を広げる理由

AIは膨大なデータをもとに幅広い知識を持っています。そのため、自分だけでは気づけない視点や発想を提案することが得意です。特に、自分が悩んでいるテーマについて「どんな質問をすればいいのか分からない」という状況では、AIに質問作りを頼むことが驚くほど役立ちます。

例えば、こんなシーンを想像してください:
• プレゼン資料を作成する際、新しい切り口を探したいけれど、どう始めればいいか分からない…。
• 新しいマーケティング戦略を考えたいけれど、どの方向に掘り下げればいいか迷っている…。

こういうとき、AIに「このテーマについて考えるための質問をリストアップしてください」とお願いするとどうなるでしょう?
AIは、あなたの目標に基づいて、様々な視点からの質問を提案してくれます。それらの質問をもとに考えを進めていけば、自分だけでは気づけなかった新しい観点や可能性を発見できるんです。

AIは共に考える相棒として相談するイメージ

良い質問と悪い質問の具体例

AIとの対話で結果を出すには、「良い質問」をすることがポイントです。具体的に見てみましょう。

1.業務改善アイデアを探す

悪い質問例:「効率化のアイデアを教えて」
良い質問例:「このプロセスの課題を洗い出すための質問を考えて」
【結果】課題を深掘りし、具体的な改善策に繋がる

例1

2.新商品開発

悪い質問例:「どんな商品が売れますか?」
良い質問例:「この市場のニーズを理解するための質問は?」
【結果】市場のニーズを的確に把握し、具体的な商品アイデアを得られる

例2

3.社内コミュニケーション改善

悪い質問例:「コミュニケーションを良くする方法は?」
良い質問例:「現状の課題を特定するための質問を考えて」
【結果】問題点を明確化し、効果的な改善策を立案できる

例3

4.プレゼン資料の構成作り

悪い質問例:「良い構成を教えて」
良い質問例:「視聴者を引き込むための構成要素を考える質問を提案して」
【結果】魅力的で効果的なプレゼン構成が明確になる

例4

ポイントは「具体性」と「目的を明確にすること」
AIに伝える情報が具体的であればあるほど、より的確で役立つ提案が得られます。


実践!「AIに質問を作らせる」ステップ

では、具体的にどうやってAIに質問を作らせれば良いのでしょうか?以下のステップで簡単に実践できます。

1. 目標をはっきりさせる

まず、自分が達成したい目標を明確にしましょう。
• 例: 「20代向けの新しいブランドを立ち上げたい」
• 例: 「社内プロセスを効率化したい」

目標を明確にする

2. AIに質問や提案を求める

AIに対して、ゴールを明確に伝えることで、具体的かつ実用的な質問を提案してもらえます。
• 例: 「20代向けブランドのアイデアを考えるための質問をリストアップしてください」
• 例: 「業務効率化を考える際に役立つ視点を教えてください」

提案を求める

3. AIの提案を元に深掘りする

AIが提案した質問を見て、自分の課題に最適なものを選び、それをさらに掘り下げていきます。このプロセスを繰り返すことで、解決策やアイデアがどんどん具体的になっていきます。

AIと対話する

AIとの対話で世界を広げよう

AIをただの「答えを出すツール」として使うのではなく、「共に考えるパートナー」として活用することで、その可能性は無限に広がります。

次回AIを使うとき、ぜひこんな質問を試してみてください:

「このテーマについて考えるために、どんな質問をすれば良い?」

質問自体を聞くことがポイント

このシンプルな一言が、あなたの発想を一段階上のレベルに引き上げてくれます。視野が広がり、思いがけない解決策やアイデアに出会えるはずです

まとめ

AIは、単なる情報収集の道具ではなく、あなたのクリエイティブな思考を支える強力な相棒になり得ます。「質問をAIに作らせる」という新しいアプローチで、次のステップを踏み出してみませんか?
今日から試してみるだけで、明日にはきっと「こんな使い方があったのか!」と驚くはず。AIと共に考える、それだけでAIの活用法が変わってきます。


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