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日本の英語力は世界〇〇位という現実。
まさかここまでとは、、、。
日本人の英語力が著しく低下しているようです。衝撃でした。
こんな現実を、今まで知らずに教師してきたのか…。ショックでした。
自分も英語教育に携わった一人の教師として、この結果に「加担していた」と思うと気が重い話なのですが、現実から目を背けてはならないと思い今回記事にしてみます。
現実を視よ
とりあえずデータを見てみましょう。
https://www.efjapan.co.jp/epi/
ちょっと下がって「世界ランキング」を見てみてください。
日本はどこでしょう??
あれ?ないなぁ…??ってなりませんでしたか?
だいたい中の下くらいかな?それとも低い方の上の方かな?
って見ていたら全然見つかりませんでした。
そして見つけたと思ったらそこには衝撃の数字が…。
92位…
え、やばくね?
これ、「非常に低い」の直前です。
世界116カ国中、日本は92位です。普通にまずい状況です。
ちなみに前年の順位は87位、さらに前の年は80位という結果でした。いずれにしても「低い英語力」に位置するのですが、この2年で見事に転落していっているわけです。
このままだと2025年は「日本の英語力は世界的に見て非常に低い」という現実を突きつけられる可能性が非常に高いです。
ここまでとは…、というのが私の正直な感想です。
小学生から英語教育がスタートして、約99%が高校に進学する日本です。ほぼすべての人が6年以上英語に触れているわけです。
それなのにこの有り様です。日本は世界的に見ても、間違いなく教育水準が高い国の一つだと思います。教育の普及度や均質性を見れば、です。(もちろん問題は山積していますよ)
それに加えて英語格差!!???
そんな日本の英語力がここまで低いとなると、なかなかショッキングなデータではありませんか?
英語教育に関わってきた人間としては責任を感じずにはいられません。
そして、これに拍車をかけるように、こんな記事が目に飛び込んできました。
小学校でも英語が受験英語化している、と。
そして英語嫌いを生む、と。
中学受験で英語の試験があれば当然、英語は受験のための「お勉強」になりますね。
それでつまづいたら当然「英語嫌い」になりますよね。
そもそも中学受験する組としない組、あるいは中学受験が盛んな地域とそうでない地域では当然ながら「英語格差」が生まれますね。
これが続けば5年後、10年後はもっと厳しい状況になっているのではないでしょうか?
いち(元)教員としては危機感しか無いです。
じゃあ何ができるの?
正直、今の自分に何ができるか…。
自分も英語をここまでやってきた身ですが、本当にたいしたことないです。まだまだ研鑽しなければ、というところばかりです。
そんな自分にできることはあるのか?と考えてみましたが、たいしたことは思い浮かびませんでした。
オンライン英会話やオンライン家庭教師で英語を教えてみる。とか、その程度です。
もちろん日本の英語教育は変わるべきですし、このままでいい訳がありません。
でもその現状を嘆いて、日本の英語教育に対して文句を言っているだけでは何も変わりませんし、変えられません。
私が大切だと思うことは、
「日本の英語力は非常に低いんだ」という現実を知ること、です。
そしてそれを他人事にせず、当事者意識を持って自分の立場から何ができるのかを考えることです。
私もこの記事を書いている間にも、より一層自分の中で危機感が強くなっていくのを感じます。
このままじゃまずいな、、、。
ということが少しでも多くの人に伝われば、この記事を書いてよかったと思えます。
なにも結論が出なくてすみません…。まだまだこれから考察を深めて、考えをまとめていきます。
英語の先生のみならず、すべての先生、すべて大人、すべての人が日本の英語教育の直面する危機に気づき、何かの行動を変えるきっかけになればと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!